前回記事と作文に拍手ありがとうございます。
新ゼロあたり作文2話です。
きっとジョーはキャサリンちゃんに会いに行った時の「マジックテープ付きタキシード」
を着ているに違いない(独り言なので気にしないでください^^;)
では続きからどうぞ
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

現在所属しているバレエ団のスポンサーの会社の会長の誕生日パーティーがあるという。
コンクールで優勝したフランソワーズとパートナーが招待された。
スポンサーにこの会社がついたきっかけは、会長の孫娘がバレエをかじっていたからで、
ゆくゆくはこのバレエ団のトップにと思っていたらしいが、
お嬢様はバレエより同じくスポンサーになっている、今活躍しているF1レーサーに夢中で、
ついて回っているのか練習に現れる事はない。
戦いが終わり、みんなが身の振り方を考えていた時に選んだのはバレエだった。
彼もレースで世界中を駆け回るから会えないのは覚悟の上だった。
スポンサーが同じからこのような機会があるとは思っていたが…。
会場に彼が入って来たのはすぐわかった。
どれだけ会いたかったか
戦いの日々は辛かったが、彼が側にいてくれた。
彼の愛は全て…私のものだった。
今は…
スポンサーの孫娘がジョーの腕に張り付いていた。
とても気分が悪かった。
一瞬で目を逸らす。
「どうしたの?気分でも悪い?」
エスコートしてくれるバレエのパートナーが気遣ってくれる。
「ありがとう、なんともないわ」
会場は盛り上がり、ダンスが始まる。
彼の回りが見えないように、バレエのパートナーに踊りましょうと言うと、パートナーは喜んで!と一緒に踊ってくれる。
バレエも一流だが、ダンスも上手くリードしてくれている。
踊る事で雑念を振り払う
あらゆるモヤモヤも一時忘れられる。
一曲が終わる頃、バルコニーにジョーの姿を見る。
1人で…夜空を見ている
それはいつも一緒にいた頃の彼そのものだった。
バルコニーに向かおうとしたら、バレエのパートナーに声をかけられた
「どうしたの?」
「ちょっと…ね」
笑ってドアの先を指さした。
その先にパウダールームがある事にパートナーは気づいたようで、一回頷くとその場を離れた。
フランソワーズはドアとは反対方向に歩き出す。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
つづきを閉じる