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自覚

前回記事に拍手ありがとうございます!

コメントもありがとうございます。
な…さんお待たせいたしました( ´∀`)


続きがあるといいながらなかなか更新できずですみません。
ようやく続きです

続きからどうぞ(続きの連続笑)




_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _




拍手



長い戦いが終わり、穏やかな日々を送っていた。

その先の事を即考えられる者、しばらくは何も考えずゆっくりする者
故郷に帰る者、残る者

人それぞれ

大所帯だったのがかなり減り、シェフが新しい事にチャレンジする為の準備に入り忙しくなった瞬間、食事の準備は自動的にフランソワーズの役目となった。

先の事はまだ決めかねていて帰る所もないから、ここにいたジョーだが、
フランソワーズだけに負担を増やす訳にはいかないからと、買い出しの運転手に名乗り出た。

他にも運転手や荷物持ち係にふさわしい残留組はいるのだが、ここがジョーが生まれ育った町という事で、一番無難という事になった。

偵察などで車を使う事はあったが、こんな天気のいい日に近場ではあるが車を走らせる事が出来るという事にジョーの気分も浮ついた。

フランソワーズもとても機嫌がいい

車窓を流れる初めての景色
彼女にとっては異国の景色

季節はすっかり秋で黄色や赤のグラデーション

「キレイ…」

思わず漏れた言葉に

「そうだね、日本の秋は紅葉がキレイなんだ」
と返すジョー


買い出しを終え、車に乗る


この辺りに確か…
帰る道と反対方向にハンドルを切る

「あら?道が違うわ」

彼女は即気づいたようだ

「天気もいいしちょっと寄り道しようよ」

せっかくの天気

紅葉も見頃

このまま帰るなんてもったいない


車中話はひたすらジェットの武勇伝で盛り上がった。

「着いたよ」

ある公園の駐車場

そこは紅、黄色が広がる世界

「キレイ」

落ちた葉が絨毯のように敷き詰められているようで…

フランソワーズはジョーよりも前を歩く

軽やかに、スキップでもしそうな雰囲気に思わず

「気をつけて、滑るかもしれないから」

と声をかけた瞬間

「キャ!」

つるっとフランソワーズのヒールが滑った

「あぶなっ!」

ジョーがフランソワーズを抱き止める

「あ…ありがとう」


有事では

彼女をこうやって

何度も

抱き止めていたが…

あれは防護服があったから

今は

ワンピース越しに確かにわかる


彼女の
柔らかい身体が…

思わず絶句してしまい、黙り込んでいたら、彼女が不安そうに見ていた。


あ…


見つめ合う2人

「よかった、何もなくて」と誤魔化すように笑う。


心の中は見透かされていないよな…


抱きしめた柔らかさと
彼女の暖かさ


気づいたらもう


自覚せずにいられなくなっていた 



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