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new year 2

前回記事に拍手ありがとうございます!

新春作文2話です。


続きからどうぞ






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年が明けた

広いリビングのあちこちで酔い潰れて寝てる人達。

こんな賑やかな新年を迎えられるとは思わなかった。
フィリップにとっては助っ人だったのかもしれないが、フランソワーズはゲストとして扱ってくれた。
彼女には敵わない
フィリップが彼女に夢中になる訳もわかる
だから
美香はフィリップの寝顔を見つめていた。


日の出前
寝ていた筈のジョーがむくっと起き上がる。
美香は慌てて寝たフリをした。
薄目を開けて様子を伺う


しばらくすると自室にいた筈のフランソワーズの姿が見えた。
先程まで寝ていたフィリップが目を覚ます
「あ!」
美香が思った時には既に遅く、フィリップはテラスにいるフランソワーズに気づく


フィリップが起き上がり、テラスに向かって歩き出したので、手前で腕を引っ張り、キッチンのカウンターの影に押し込める

「な!何を!…佐伯さん?」

「だめ!今行っちゃ!」


フィリップは美香を見た。

フィリップの腕を握り、至近距離でいる事に美香は全く気づいていない。

フィリップはドキッとした。


「佐伯…さん?」

「あ!」


フィリップに声を掛けられて我に返った美香は、フィリップと至近距離にいる事実に顔を赤らめた。

俯いたままポツリと
「島村さんとフランソワーズさんの邪魔をしちゃダメ」と呟く

フィリップはテラスの先にジョーがいる事に気づき、グッと拳を握る。

あの2人の間には誰も入る事など出来ないのに。


あなたには見えないの?
こんなに近くにいるのに

いつも近くにいるのに

私はここにいるのに


なんで気づいてくれないの?
美香は心で叫ぶ。

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