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Another 10

前回作文、過去記事などに拍手ありがとうございます!

仕事始めの方もいらっしゃると思いますが(私もです)
年末からの宿題自称クリスマス作文の続きです。

続きからどうぞ




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それから数日が経った。

フランソワーズは公演に向け日々レッスンに励んでいた。

ジョーは博士からの仕事で休む暇もなく忙しくしていた。

そんなある日、ジャンからジョーの元に連絡がある。

久しぶりに街に出てみると休日のような賑わいだ。

どうやらクリスマス休暇に入ったようだ。



「日本のクリスマスと違うだろう?」

キョロキョロしているジョーにジャンが笑いながら近く。

「教会に預けられた時期もありましたから、クリスマスは賛美歌歌っていましたよ」

ジョーが笑う。


ジャンが向かった先は、フランソワーズのレッスン場

「俺1人じゃ何となく居心地悪いだろう?」

あぁ、呼び出された訳はこれか。

でも踊っているフランソワーズは見たことがないから、いい機会かもしれない。

最近は慣れてきたようで弱音も吐かなくなった。

ジャンは幼い頃のフランソワーズの姿を重ねて見ているようだった。




ジョーはフランソワーズのキラキラとした姿を初めて見たような気がした。

本当はこういう世界にいるべき人なのだと。

彼女には光の世界にずっといてもらいたいと。



「アペロ」という夕食前に軽くお酒を飲むのがパリの常識で
日本のような居酒屋は存在しないのだという。

軽く飲む程度だから酔っ払う人もいない。

ジャンとジョーは赤ワインとチーズ




「本当によかったと思っているよ」

久しぶりのフランソワーズの踊る姿にジャンは感無量という感じだった。

「両親が早く亡くなり、俺がアイツを育てたようなものなんだ…子供の頃はおてんばだったが、バレエを始めてからはバレエが全てだった。もう少しで夢に手が届いたのに」

ジャンの言葉に昨夜見た夢がフラッシュバックのように蘇った。




もう一つの世界

彼女が…プロのダンサーになっていたら

それでも

俺の名前を呼んだ

何故?





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