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量産 5

前回記事に拍手ありがとうございます!

連載5話です。
続きからどうぞ。

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迎えに来た船の船頭は「学生さん、生きていたんだ」と驚いた。
慌てて服を着替え、この島に上陸した時のように学生風に戻っていた。

船を出すと、島の真ん中あたりから煙が立ち込めていた。

「何かあったのか?」
もう船頭の質問に答える気力もなかった。

「さぁ、僕がいる時には何もなかったですよ」

半日かけてようやく戻ってきた。

イワン達からの連絡はまだなかったが、とにかく眠りたかった。

リビングには誰もいなかった。
フランソワーズがいなくてよかったとホッとする。
いつもは真っ先に会いたいが、今日は一番会いたくない。

部屋に行くまで持たず、リビングのソファーで横になりそのまま眠ってしまった。



夢の中でも大量のフランソワーズが襲ってきた

「服くらい着せてやれよ!!!」

怒鳴りながら逃げる。

彼女等に感情はないようだ。
言葉も話す事が出来ないようだ。
感情もあり、言葉も話せたら…。
きっと銃を向ける事は出来なかっただろう。

感情のなかったはずのフランソワーズ達が一斉に笑う。

ジョーは「ギョっと」した。

一人のフランソワーズがジョーの目の前で立ち止まる。

「ジョー?どうしたの?」

「…え…」

喋った…
このフランソワーズはもしかしたら…

「ジョー?どうしたの?」
もう一度同じ事を言う。

「どうもこうも…え…?」

瞼を開いたジョーは文字通り飛び起きる。


わああああああ〜!!!!!

ものすごいスピードでソファーから飛び起き、ものすごいスピードでソファーの裏に逃げる。

「一体どうしたの?」

寝ているジョーを起こしたのは「ホンモノ」のフランソワーズだった。



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