人の来ない無人島だ。
そのままにしておいても…
あぁダメだダメだ!
大量の裸のフランソワーズがここにいるとわかった以上このままにはしておけない。
でもどうしたらいい?
いつまでもここに隠れている訳にはいかない。
誰が何のためにフランソワーズのクローンを大量に作ったのか明らかにしておかないと今後何かが起こりかねない。
そっと先ほど大量のフランソワーズが追いかけてきた部屋に向かう。
武器は持っていなかったようだ。
裸だから
追いかけてきたのは何故なんだろう?
誰かが来たら襲うようプログラムされているのか?
先ほど壊した扉の穴から息を潜めて忍び混む。
床に落ちていた扉の残骸を踏んでしまった
カタン
「あ」
後ろを向いていた大量のクローンフランソワーズが一斉に振り返る。
「フランソワーズ!ごめんっ!」
目を閉じたい位だが、目を閉じたら先に進めない。
「ニセモノニセモノ」
ブツブツ呟きながらフランソワーズクローン達を倒していく。
その部屋は研究室のようで、部屋の隅には地下に繋がる隠し扉が見つかった。
勢いつけて扉を蹴破る。
中にいたのは初老の科学者らしき白衣の男。
突然入ってきたジョーに驚いている。
「お前は一体何者だ?」
「お前こそ、人の研究所にいきなり土足で入ってきて何者だ?はないだろう」
ジョーの顔を見て正体が分かっていないようだから組織の人間ではなさそうだ。
「なぜこんな所でクローンを作っている?」
「こんな所でなければ作れないからだろう?」
科学者らしき白衣の男はにやりと笑う。
「あのクローンは…どこからサンプルを持ってきた?」
「買ったんだよ、闇市場でな、優秀なサンプルだと」
「!!」
明らかに動揺したジョーを見て、科学者が笑う。
「どうやらあのサンプルを知っているらしいな、いい女じゃないか」
ジョーはカッとなり、思わず科学者を殴ってしまった。
「あ…やっちゃった…」
その瞬間科学者の姿が消える。
”ジョー、科学者の方はこっちに任せて、君はこの施設を壊してきてほしい”
「イワン」
それからすぐにピュンマから通信が入る。
”ジョー1人で大丈夫かい?手伝いに行こうか?”
ジョーは誰もいないのに激しく首を振る
「いいよ、いいよ僕1人で何とかなるから!!!」
一瞬イワンがくすっと笑ったような気がした。
…この光景を他の人に見せるわけにはいかないよ…
ジョーは手持ちの爆弾をあちこちに設置すると脱出した。
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