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Another 9

クリスマス作文に拍手ありがとうございます!

はい、クリスマス終わりました(⌒-⌒; )

でも続けます。


続きからどうぞ





拍手




また追われていた。

平穏な日なんてない。


白い息を吐きながら逃げる。

追手を巻いた?

建物の壁にもたれてはあはあと乱れた息を落ち着かせようとする
壁の隙間からすっと手が伸びてジョーの腕を掴んだ


驚いて腕を見た瞬間

掴んだ手に引っぱられた

「?!」


捕まったのかと覚悟した。


引っ張られ、建物の隙間に連れて行かれる。

もう抵抗する気もなくその手に従うように引き込まれた

「大丈夫?」


捕まったと俯いた顔を上げるとそこには…


「フランソワーズ?」


でも

ここでの世界は彼女とは違う世界にいるはず

出会う事なんてないはず

何故?



「誰かに追われていたの?ここなら見つからないから大丈夫よ」

「キミは…何故?」


「不思議なの…」

フランソワーズの目がジョーの視線に下りる

「あなたの事…知っているような気がするの…あなたは…私の事を知っているのよね?」

「キミは有名人だ」

ジョーが薄く笑う

フランソワーズが顔をしかめた

「テレビにも雑誌にも出ているじゃないか
こんな所で俺みたいな奴といる所を誰かに見られたら、仕事にならなくなるんじゃない?」

ジョーは立ち上がると、フランソワーズに背を向けた。

「助けてくれてありがとう…でももう俺には関わらない方がいい」


路地を出ようと歩き出したその時


「ジョー!」



フランソワーズの口から出た名前に思わず振り返る。


フランソワーズは戸惑っていた

「何故?何故なの?あなたの事知らないはずなのに…」




…また夢か。


ジョーは目を覚ます。

パリのアパルトマンの素っ気ない天井だ。


本当にもう一つの世界があるのなら…

あの日捕まっていなかった自分達の

その先の世界



ジョーはフッと笑う


馬鹿馬鹿しい

きっと彼女がここでバレエを頑張っているからそんな夢を見るんだ。


彼女が自分の名を呼んだのは…


きっと


願望なんだ






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