前回記事に拍手ありがとうございます!
季節外れバレンタイン作文
完成しました\( ˆoˆ )/
よかった…終わらないかと思っていた笑
と、いう事でラストまで連投出来そうです。
ジョーとフランソワーズが完全モブと化したので、次は2人だけのものを
そしてリクエスト作文、ジョー誕に続けたらいいなぁ(理想)
ジョー誕先になるかもしれませんが…
この先考えている作文ラインナップです(書いておかないと又サボるので^^;)
長くなりました。
続きからどうぞ

休み明け早速美香は若柳の助手に就いた。
今まで見ていた若柳とは別人の様に仕事には厳しかった。
フィリップも仕事には厳しかったが、助手の美香には優しく指導してくれた。
若柳は教える気なんてなく、見て覚えろという感じだった。
わからない…などと言える空気でもない。
緊張状態が続き、昼休みはぐったりしていた。
「大丈夫?」
机に突っ伏していた美香の頭上で声がした。
美香は顔を上げるとその声に向かって
「大丈夫じゃないですぅ」と泣きそうに言う。
「珍しいね、弱気の佐伯さんは」
「島村さんから所長に言って下さいよぉ〜」
「それはキミが言わないと」
「若柳さんのスパルタ教育には耐えられません」
「アメリカでは弱音を吐く事も許されなかったんだと思うよ…彼は」
ジョーの言葉に美香はハッとなる。
「私…何弱気になっているんだろう…」
「それでこそ佐伯さんだ!よかった、目が醒めて」
「人を寝ぼけたように言わないで下さい!」
「お昼…食べに行かない?フィリップと卓也も誘って」
「いや…いいです。若柳さんは充分すぎるくらい足りていますから」
ジョーは美香の言葉に最初キョトンとしていたが、笑い出した。
「卓也が聞いたら落ち込むだろうなぁ、佐伯さんを助手にって所長に頼みこんでいたの卓也本人なんだから」
「え?所長が決めたのかと」
「卓也の熱意に押し切られたんだよ、キミの事気に入っているみたいだから」
「じゃあこんなに無能だったと知って助手を変えようと考えている頃かもしれませんね」
自虐気味に美香が言う。
「なにが無能だって?」
別の方向から声がする。
「わ!若柳さんっ!」
美香は驚いて立ち上がる。
「そんなに驚かなくても…厳しく感じるんならゴメン、でもキミならきっとやってくれると思ったからつい…ね」
若柳か美香の手を握る。
その手の大きさ、力強さに美香はドキッとする。
フィリップが繊細な優しさなら、若柳は力強い優しさ。
フィリップは包んであげたい儚さがあるが、若柳は包まれたい、身を委ね甘えたいと思わせるような包容力がある。
え?
私…何を考えているの?
一瞬でも若柳にそのような感情を持った事に恥ずかしくなる。
目の前の2人の男性に気づかれないようにため息をひとつついた。
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