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STEP 9

前回記事に拍手ありがとうございます!


まだまだ続きます^_^;
続きからどうぞ。

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翌日、フロアに入ったら、女子研究員達がコソコソ話をしていた。

どうせ誰かの噂話なんだろうと、知らん顔していたが、その中の1人が美香に話しかけた。

「佐伯さん知ってる?島村さん暫く休むんだけど、どうやら紛争地帯に行ったらしいのよ、何故あんな危険な所へ研究員が行くのかしら?何か聞いてない?」

「別に…何も」

「そう、佐伯さん島村さんと仲良さそうだから話を聞いているかと…聞いていないんだぁ〜」

最後は美香を見下げたような物言いだった。

昨日ジョーと一緒にいる所を指摘してきた女。
美香の反撃に言葉を失っていた。

面白くなかったのだろう。

美香の知らない情報に勝ち誇ったように、女子研究員の輪に戻り「知らなかったわよ!」とわざと聞こえるように言って笑っている。

島村さんが紛争地帯に行った事を誰も心配しないのかな…。
美香は離れた輪に向かって呟いた。

「おはよう」

突然フィリップが顔を出し、驚く。

「あ、おはようございます!昨日はありがとうございました!」

「いやいや、実はね、ジョーさんの奢りだ」

フィリップが照れ笑いする。

「あのぉ…島村さん今日から長期でお休みするって…本当ですか?」

「そうそう、よく知ってるね」

「あの人達」
美香は離れた輪を指差す。

「紛争地帯に行ったって本当なんですか?」

フィリップは美香の言葉に一旦止まり、すぐ笑い出す。

「どうしてそうなるのかなぁ!彼は元々はギルモア博士の助手だから、博士の学会が入ればついて行くんだよ!紛争地帯なんて訳ないでしょ〜」

美香はふと昨日ジョー達との別れぎわを思い出す。

フィリップがフランソワーズに
「気をつけて」と確かに言っていた事を。

「フランソワーズさんも一緒なんですか?」

フィリップの笑顔が一瞬で凍りつく。

また…言ってはいけない事を?

美香は次の言葉を失った。



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