かなーり放置してしまいすみません。
前回作文、過去作文に沢山の拍手ありがとうございます!!
ま…さん、メールありがとうございます!!
お返事遅れてすみません。
後日ゆっくりとさせてください。
遭難作文(そんなタイトルだったかしら?)今回でおしまいです。
次のお話も考えてはいますが、なかなか進みません(~_~;)
本当はフランちゃん祭りにって考えていたのに…
ゆっくりじっくりやりますので、お待ちいただけたら嬉しいです。
では続きからどうぞ

次に目を覚ました時は、ドルフィンのメディカルルームだった。
「気がついたのね」
目を覚ましたジョーが見たものは
紅い服を着たフランソワーズ
「戻ってきたんだ…」
「大変だったわね、連絡も取れず心配していたんだから」
「僕と連絡取れなくなってから何ヶ月経ったの?」
ジョーの言葉にフランソワーズは目をパチクリしている。
「変なこと言った?」
「あ、ごめんなさい。半日なんだけど…」
半日…
もう何ヶ月もあそこにいた感覚だった。
「幻覚を見ていたんだ」
フランソワーズがベッドサイドの椅子に腰掛ける
「幻覚?」
「ロッジがあって、キミが暖かいスープを作って待っていてくれたよ。それから自分の中では数ヶ月、キミと一緒にいた…」
フランソワーズが息をつくと
「ベースキャンプの近隣の町の住人から話を聞いたの。あなたが救出された辺りは遭難事故が多発しているらしいの。
あなたのように運よく助けられた人の話では、遭難しかけた時に一軒のロッジが現れて、そこには自分の願望があり、居心地がよく、このままここにいてもいいかとまで思うんですって。
捜索隊の声が聞こえたから、ロッジのドアを開けたら、何も無くなったそうよ。
あのまま現実に戻れない人が命を落すのね…」
「キミの声が…キミの声が頭の中から聞こえて来なかったら、あのままあの世界に留まっていただろうな…」
キミの温もりも全てが嘘偽りなかったのだから。
たとえ僕が作り出した幻覚でも…
「幽霊?脳を操れる何か?それとも不定形生物なのかしら?」
真実を知りたがるフランソワーズ。
「もう真相なんていいじゃない、こうやって戻ってこれたんだから」
ジョーの言葉に少し不服そうだった。
「幻覚でのキミはとても優しかったし…」
ジョーがニヤリとする
「とってもヤラしかった」
「な!」
フランソワーズが真っ赤になる
「何を言っているのよ!!!」
フランソワーズは横になっているジョーをバシバシ叩く
「痛てっ!幻覚のキミはそんな暴力を振るいませんでした!痛てっ!やめろって!」
「これが私なの!ホントウの私よ!もう!もう少し休んでそんな幻覚忘れてしまいなさいよ!」
フランソワーズが怒りながらメディカルルームを後にする。
ジョーはクスッと笑うと再び目を閉じた。
おしまい
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