前回作文に拍手ありがとうございます(^ ^)
あ…さん、きゅんきゅんしていだだきありがとうございます( ´∀`)
主役がモブになってしまった作文、今回で終わりです。
フランソワーズの誕生日にと書き始めましたが、4ヶ月近くかかってしまってすみません。
続きからどうぞ

パーティーは盛り上がり、場の熱気から少し離れようと美香は外に出た。
冷たい風が心地いい。
ふと飯店の通用口に人がいるのに気づいた。
「誰?」
美香は気づかれないよう少しだけ近く。
その姿に驚いて思わず声を出しそうになる。
「し、島村さん?」
後ろ姿だが、間違うわけはない。
フランソワーズの顔はいつもの笑顔ではなかった。
「別に良かったのに、無理して来なくても」
その言葉に少し棘があるように感じた。
いつも優しい彼女らしくないと思いながら、ジョーには本音をぶつけられるのだろうと同時に気づく
「せっかく飛んできたのに随分な態度だ」
言葉の割にはのんびりとした口調。
いつものジョーだった。
「埋め合わせは帰ってからって言っていたじゃない」
「理由つけて会いたくなった」
ジョーの本音にフランソワーズはクスッと笑う。
美香は聞いていてもいいのかと戸惑った。
でもその場から立ち去ることもできなかった。
謎が多い2人のプライベートだから。
「タイムリミットは?」
「あと1分」
「じゃ、時間あるわね」
そういうとフランソワーズの顔が、ジョーの後ろ姿にかぶる。
その直後
ジョーの姿が透明になり…消えた!
「!!」
美香は今見ていた光景に目をこする。
フランソワーズが美香の存在に気づく
「美香さん?」
「き…消えた?」
「どうしたの?」
何事もなかったかのようにフランソワーズは美香に近寄る。
「島村さんが、さっきまでここに!そして消えて…!!」
「え、誰もいなかったわよ、どうしたの?美香さん、疲れているんじゃない?」
幻覚?
いや、そんな事は…
それから数日後、ジョーが帰国した。
帰国したら絶対にあの夜の事を聞こうと思っていた美香だったが、日にちが経つにつれ、あの日の事が霧のようになっていった。
もしかして、私の幻覚なのかも。
ジョーと面と向かった時、何を聞くかすら忘れていた。
時々夢にあの日の情景が浮かぶ事がある。
あれは何だったんだろう。
そして
あの2人は一体?
〜おしまい〜
PR