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cafe作りに没頭して進まなかった作文です。
続きからどうぞ。

2年前、初めて出会った彼の印象
頼りない研究員。
でも自分の研究を熱く語る彼に印象が変わっていった。
1人でも多くの人を自分の開発した薬で助けたい。
彼の意志は美香自身の意志でもあった。
大学の長期休暇中も、所長にお願いして研究所に通った。
その時もフィリップのデスクの1番上の引き出しを開ける機会があった。
奥の方に写真が見えた。
フィリップには内緒でこっそり奥から出してみた。
フィリップと同じ髪の色。
とても綺麗な女の人の写真だった。
きっと国に残している彼女なのだろうと、その時は思った。
淡い好意が芽生え始めていたから、ショックではあった。
数日後、写真の人が研究所にやってきた。
隣にいたのは…
フィリップではなかった。
その時所長が色々話してくれた。
同時に机の中の写真の意味が変わっていた。
あれから月日は流れたはずだ。
なのにあの時と何一つ状況は変わっていない。
なぜ?
フロアにはもう誰もいない。
女子研究員達はこれからみんなで食事に行くと話をしていた。
当たり前だが誘われない。
別に行きたくもないけど…。
そろそろ帰ろうとは思っていたが、こんな気持ちのまま帰る気になれなかった。
フィリップの机の上に本があった。
コズミ博士の著書だった。
読み始めたら面白く、時間が経つのを忘れていた。
「あれ?まだ残っていたんだ」
夢中になって本を読んでいたから、声を掛けられびっくりする。
「あ…お疲れ様です」
フィリップだった。
「その本面白いよね、もう読んだから持って帰っていいよ」
「え?いいんですか?ありがとうございます!」
美香は本をカバンに入れ立ち上がる。
窓の外を見る
すっかり日が暮れていた。
「もう外は真っ暗ですね」
「お腹空いたね…予定ないならどこかで食べてから帰ろうか?」
思いがけないフィリップからの食事の誘い。
デートなんかじゃない事位わかっているのだが、あまりに急な展開にドキドキが止まらない。
「い…いいんですか?」
「佐伯さん、仕事出来るから助かったよ。お礼も兼ねておごるからさ」
美香は慌てて更衣室に走る。
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