忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Bon anniversaire!

前回記事に拍手とコメントありがとうございます(⌒▽⌒)


さて


なんとか間に合いました( ̄▽ ̄;)


間に合うか、間に合わないかと綱渡りの作文部屋ですが^_^;

今年の目標「イベントはきちんと更新」の第一歩クリアとなりました(内容はどうであれ)




それでは


続きからどうぞ




_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


拍手





夢が叶った瞬間


鳴り止まない拍手が遠くで聞こえていた


今までの努力も
何度も諦めようと思った苦さも


今は


何も感じなかった。





マスコミの取材からようやく解放されると、バレエ団のメンバーが残っていてくれて共に成功を喜び合った。


ようやく実感として身体に降りて来たようだ。


「本当は外でお祝いしたいけれど、キミは有名人だからね」

団員の1人が持って来たのは白い箱


それを合図とするかの様に他の団員が簡単なテーブルセッティングをする。

箱の中からケーキが出て来た。


そこには
Bon anniversaire!


「え?そうね、忘れていたわ…」

あまりの忙しさに、誕生日を忘れていた。



「マドモアゼル、いくつになったんだい?」

「まぁ!年を聞くなんて失礼よ!」

年を聞いた男の団員に女の団員が攻撃をする



「ありがとう…今日の公演もみんなのおかげで成功に終わったわ。」


「そんな!フランソワーズがいるからこそ、素晴らしい公演になったのよ!」

先程の女の団員の言葉にあちこちから拍手の音



幸せだ



こんな素晴らしい人生が送れるなんて…



あら?

ワタシ

何か

忘れていない?





それはとても大切で

切なくて

愛しい

この幸せと引き換えにしても


失いたくない

でも


それが何か




あたりが真っ暗になる



「え?どうしたの?みんな?どこへ?」

バンっ!

床が崩れ、フランソワーズは闇に吸い込まれる


助けて





ジョー!!






「どうしたの?」



目を開けるとそこは

パリではない

日本の…

彼の部屋の天井だ


覗き混んでいる顔は

夢の中で

必死に思い出していた



大切な

切なく

愛しい




「酷くうなされてたよ、悪い夢でも見ていたの?」

「今の私には…悪い夢…だったのかしら」

「じゃあ目覚めてよかった」

ジョーは安心したようにフランソワーズの横に寝転ぶ


フランソワーズの方を向くと

「誕生日おめでとう!」

そう言いながらフランソワーズを抱きしめる

「今日最初に言いたかった」


顔を上げると満足そうな笑顔

運命は変わってしまったが

彼のいない未来があったのなら


この感情が

わからないまま生きていたのかもしれない



「ありがとう」

フランソワーズはその満足そうな笑顔に近づく

唇を離すと

「年は聞かないでね」

と小さく呟いた





Bon anniversaire!

2021.1.24



PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

ようこそ!

namiの妄想作文置き場です。

サイドメニュー

パスワードは0009です。

お話はこちらで