前回と過去作文に拍手ありがとうございます(^-^)/
「お迎え話」の拍手数がじわじわ上がっていて嬉しいです!
クリスマスなのにすみませんという気持ちが大きかったので(笑)
連載2話です。
続きからどうぞ。

2
失いかけて初めて気づいたあなたへの気持ち。
何度も呼びかけた。
呼ばなければ帰って来ない気がした。
あなたが目覚めなければ…
私は…
生きる意味を失ってしまうかもしれない。
長い眠りから覚めた彼は、何事もなかったかのように回復した。
私との距離も以前と同じだった。
その距離に少し安心している自分がいた。
何事もない平穏な日々が続いたある日、彼が突然「出かけようか?」
と、誘ってきた。
偵察などでよく一緒に出かけてはいたが、何もないドライブは初めてだった。
どうしよう…気の利いた服なんて持っていない…。
彼を少し待たせて、自室のクローゼットから冬物の服を手当たり次第出してみた。
ため息が出た。
おしゃれをするなんて生活…ここ何年忘れていた。
生きるだけで精一杯だった。
服を選びため息をつける自分が今幸せなんだと思い直し、適当に組み合わせると、コートで誤魔化した。
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