前回記事、過去作文に拍手ありがとうございます!
今日クリスマスパーティーしている方もいらっしゃるんでしょうね!
素敵なクリスマスをお過ごし下さい★
…と、まだクリスマスではありませんが^_^;
タイトルと内容が合っていませんが…
タイトルつけて満足するタイプですσ^_^;
とりあえず続きからどうぞ。

ジョーはパリにいた。
パリはクリスマスシーズンで賑わっていた。
そんな浮かれた街の様子など眼中になく、重い気持ちを引きずりながら歩いていた。
フランソワーズはバレエの公演中だった。
クリスマス公演はいつも以上に華やかな雰囲気だった。
「こんな身体」にされても尚、夢を叶えている彼女を尊敬していた。
華やかな舞台、中央で輝いている彼女を見てしまったら、自分はここにいてはいけないと思った。
何故ここにいるのだろう。
芯まで冷える夜の街。
空から白いものがチラチラと舞っている。
教会の鐘が鳴っている。
クリスマス…もう自分には関係ないものなのかもしれない。
ジョーはため息をつくと、その場を去ろうと歩き出す。
「ジョー!」
聞き慣れた…今1番聞きたかった声に呼び止められた。
「来てくれたの!嬉しいわ!観えたわよ、公演中に」
フランソワーズは白い息を吐きながら、ジョーに駆け寄る。
公演の成功と、ジョーに久しぶりに会えた喜びに満ち溢れていた。
ジョーはニコッと微笑むと
「ちょうどクリスマスシーズンに時間が取れたから、キミの公演を見たかったんだ。とてもよかったよ」
フランソワーズは向かい合ったジョーの手を握る。
「これから予定はあるの?一緒に食事でも…」
ジョーの顔が一瞬曇ったのをフランソワーズは見逃さなかった。
「ごめん、日本に帰らないと行けないんだ、また今度ゆっくり寄らせてもらうよ」
フランソワーズは握った手を離すと
「…迎えに来たのよね?」と静かに言う。
次の言葉を出せずにいるジョーに
「わかっていたのよ、最初から、公演中に貴方の姿を見つけてから」
ジョーはうつむくと
「ごめん」
と呟いた。
「わかったわ…でも」
フランソワーズはジョーの胸に顔をつける。
「少しだけ…このままでいさせて」
ジョーはフランソワーズの背中に手を回す。
白い雪が2人を包むように降り続けた。
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