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First illumination 4

前回作文に拍手ありがとうございます!

連載4話です。
続きからどうぞ。

拍手




4

やっぱり意識してしまう。

何故私を誘ったの?
私の気持ちはとっくに知っているのよね?

運転している彼は何度も見ていた筈。
こんな「何もない」ドライブは多分初めて。

辺りはだんだん暗くなる。
何故こんな時間にドライブに誘ったんだろう。


もう景色も見えないけれど、反対を向いていないと、動揺を悟られそうで…


「もうすぐ着くよ」

静かだった車内に、突然の彼の声。
驚いて振り返る。

にっこり笑った彼の顔。

思わず笑い返してしまう。


駐車場は既に混雑していた。
空いている車と車の間に、バックでスッと車を入れる。

後方確認をする時に、助手席側に身体を寄せる。

彼の空気を急に感じた。
慣れていた筈なのに、戸惑っている。

戸惑いを隠すかのように、車が止まると同時にドアを開ける。

山の上にある駐車場から、見下ろした世界に、フランソワーズは思わず声を上げる。

「綺麗…」


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