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pure 13

怠けすぎてすみません。

連載13話です。

続きからどうぞ。


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どんなに遅い時間に眠ったとしても、目覚ましなしで目を覚ます。

午前中はギルモア博士の研究室で生体工学の授業。
隣にはジョーがいる。

ジョーはアンナにあれこれ話しかける事はしなかったが、要所要所で「解る?」と言い、自信のない顔をすると分かりやすく補足してくれた。

学んでいる分野は違うが、自分の身体を知る上でこの分野も学んでおこうと決心した。
その気持ちが痛いほどわかるジョーは、ここにいる間何かを得てもらいたいと思っていた。

アンナはふと昨日のジェットの言葉を思い出す。

「生まれ変わったと思って…」

確かに父親に手術をしてもらわなければ死んでいた命。
こんな身体にされてまで生きなくてもいいと思っていたが「彼ら」はこんな身体にされても尚自分の生きる道を模索している。

「島村さんは…」

アンナから話しかけてきたので、ジョーは驚いた顔をした。

「この身体になってから『生まれ変わった』って思った事はありますか?」

唐突な質問に言葉が出ずアンナを見ていたジョーだったが、ふっと笑うと

「僕はこの身体にされる前はロクな事なかったからね、周りの環境が大きく変わってそんな事思う余裕はなかったな」

「すみません…変な事聞いて」

「ただ…」

「え?」

「仲間の存在はありがたかった。今の自分があるのは仲間達のおかげだから」
そう言うとジョーはにこっと笑う。

アンナが言葉を探していると

「博士が進めたいみたいだから」
ジョーが博士にアイコンタクトをする。

仲間の存在…
アンナは頭の中で繰り返す。



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