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one season 7

前回作文に沢山の拍手ありがとうございます(^-^)/
過去作文にも沢山の拍手ありがとうございます!

箸休めなのに沢山拍手いただき嬉しいやら申し訳ないやらです。

もう少しお付き合い下さい。
続きからどうぞ。

拍手




テレビには表彰台に上がるジョーの姿。

フランソワーズはソファーに寝そべって、今回のレースのチケットを眺めていた。

英語でインタビューに答えている彼の姿や、レースを終え、マシンから降りた瞬間飛びついてきたカレンの姿など気にする事なくただチケットを眺めていた。

来シーズンも期待が高まるとの実況アナウンサーの声も、フランソワーズの耳には届かなかった。

ソファーから身体を起こすと、テラスに向かう。

天気はいいが目の前の海はもう夏の様相ではなかった。

ジョーと過ごした日々が遠い昔に感じている。
もうこの家に彼の姿を想う事もなくなった。

彼の夢…彼のやりたい事…

本当に?

お金で動かされているような世界で?

彼は…彼らしくいれているのかしら…


リビングでは誰かからの電話が鳴っている。

フランソワーズは気付く事なく、砂浜に降り、秋の海を眺めていた。



「…出かけているみたいだね」
ピュンマが携帯を耳に当てている。

連絡が取れないというジョーの代わりに電話してみたのだが、留守のようだ。


「ありがとう、もういいよ」
明るく笑うジョーだったが、心中は穏やかではないだろう。とピュンマは考える。

フランソワーズも素直になればいいのに。

ジョーも連絡が取れない事をとても気にしているのに、この後ファンイベントがあり、次のレースが開催される国へ移動しなければならない。


後ろ髪を引かれる気持ちのまま、日本を離れる。


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