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からっぽな心と取り残された心 7

前回記事に拍手ありがとうございます!


ナマケモノ作文復活します。
ホント進まなくてすみません。

続きからどうぞ。

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ジョーはテラスの椅子に腰を下ろす。

自分の代わりを探したが、みな都合が悪い。
ホテルも既に押さえてあり、時間がない。

自分の小ささに呆れていた。
フランソワーズの過去を盗み見する…というより、過去に恋人がいたのでは?と考え出してからおかしくなった。

ヤキモチ?

何故?

彼女の事はただの仲間ではないか…。

ごちゃごちゃ考えてていて、近くにフランソワーズがいる事に全く気付いていなかった。

ポン、と肩を叩かれて、飛び上がらんほどびっくりする。

思わず椅子から転げ落ちる。

「いやだ、何やっているの?」

「あ、ごめん、ちょっと考え事」
まさか『キミの事を考えてました』などとは言えもせず、照れ隠しに仏頂面で椅子を起こす。

「ごめんなさい」
フランソワーズが謝る。

ジョーは今の事を謝っているのかと勘違いする。

「俺もぼーっとしていたから…」

「違うの!この前の事よ!私も言い過ぎたわ…あなたは気を使ってくれていたのに…ごめんなさい」

「こっちこそ、自分勝手だったよ、まだ代わりの人も見つかっていないし…」

「いいの…あなたと一緒に行きたいの。
あなたは前に兄に会っているでしょ?
だから…」

「それだけ?」

「え?」

「…何もない」

ジョーは起こした椅子に腰を下ろすと、空を仰ぐように上を向く。


フランソワーズは「それだけ?」の意味を考えていた。

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