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からっぽな心と取り残された心 11

前回作文に拍手ありがとうございます!

先週末にお出かけしてきた記事をひとりごとブログに載せました。
お時間あったら覗いて行って下さい。


ひとりごとブログパスワードは0009です。



連載11話です。
タイトルも長いですが話も無駄に長くてすみません。

続きからどうぞ。

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「ホテルまでセーヌ沿いを歩いて帰りましょう」

ジャンと別れ、2人もホテルへ戻る。

フランソワーズが前を歩く
ジョーはその後ろをポケットに手を入れゆっくり歩く。

「兄があなたの事気にしていたわ」

やっぱりな…

「そうだよな、こんな男と一緒じゃあお兄さんも心配だ」

ジョーの言葉にフランソワーズが立ち止まる。

急に立ち止まったのでジョーはフランソワーズにぶつかる。

「なんだよ!急に止まるなよ!」

振り返ったフランソワーズは怒っているようだった。

「兄はあなたの事を感謝していたわ、あなたが努力してくれたから私と再会出来たって…なのに…何故そんな事を言うの?」

「だって気にしていたって」

「どうして悪い風に取るのかしら?」

「今までよく言ってくれる人がいなかったからじゃない?」
まるで他人事のようにジョーが言う。

「私も…あなたには感謝しかないわ。私1人の力ではとてもここに戻って来れなかった。あなたが背中を押してくれなければ」

ジョーは無言でフランソワーズを越え歩き出す。

フランソワーズは慌てて後ろに続く。

「どうして素直に考えられないのかしら?」

前を歩くジョーは振り返る事はない。


「どう言ったらあなたは解ってくれるのかしら?」

フランソワーズの言葉はジョーの背中で虚しく消える。



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