前回作文に拍手ありがとうございます!
先週末にお出かけしてきた記事をひとりごとブログに載せました。
お時間あったら覗いて行って下さい。
ひとりごとブログパスワードは0009です。
連載11話です。
タイトルも長いですが話も無駄に長くてすみません。
続きからどうぞ。

「ホテルまでセーヌ沿いを歩いて帰りましょう」
ジャンと別れ、2人もホテルへ戻る。
フランソワーズが前を歩く
ジョーはその後ろをポケットに手を入れゆっくり歩く。
「兄があなたの事気にしていたわ」
やっぱりな…
「そうだよな、こんな男と一緒じゃあお兄さんも心配だ」
ジョーの言葉にフランソワーズが立ち止まる。
急に立ち止まったのでジョーはフランソワーズにぶつかる。
「なんだよ!急に止まるなよ!」
振り返ったフランソワーズは怒っているようだった。
「兄はあなたの事を感謝していたわ、あなたが努力してくれたから私と再会出来たって…なのに…何故そんな事を言うの?」
「だって気にしていたって」
「どうして悪い風に取るのかしら?」
「今までよく言ってくれる人がいなかったからじゃない?」
まるで他人事のようにジョーが言う。
「私も…あなたには感謝しかないわ。私1人の力ではとてもここに戻って来れなかった。あなたが背中を押してくれなければ」
ジョーは無言でフランソワーズを越え歩き出す。
フランソワーズは慌てて後ろに続く。
「どうして素直に考えられないのかしら?」
前を歩くジョーは振り返る事はない。
「どう言ったらあなたは解ってくれるのかしら?」
フランソワーズの言葉はジョーの背中で虚しく消える。
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