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クリスマスの奇跡 9

前回と過去作文に拍手ありがとうございます!

明日はイブです!
今年は3連休!
みなさんどんなクリスマスをお過ごしになるんでしょうか?
ワクワク。

私は何とか作文を終わらせます!

9話です!
続きからどうぞ。


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アルベルトの住むアパートからは、クリスマスマーケットの屋台の屋根が見えた。

夜になり、マーケットには明かりが灯る。

人も朝よりずっと多いようだ。

フランソワーズは窓際で外の景色をぼんやり眺めていた。

シンプルだがセンスのあるアルベルトの部屋にひとつだけアルベルトらしくないクリスマスツリーが飾られていた。
そのツリーは新しい物ではなく、もう随分昔の物に見えた。
ドイツ人は物を大切に使うと聞いていた。

これはきっと…


リビングの中央にテーブルがあり、そこには先ほどマーケットで買ってきたソーセージや、フランソワーズが作ったビーフシチュー、シュトーレンが並んでいた。


先程到着したばかりのピュンマが持って来たワインを、ジョーと2人で大騒ぎして開けている。


「どうした?元気ないな」
アルベルトが窓の外を眺めているフランソワーズに声をかけた。

「え?あ、ごめんなさい…考え事をしていたみたい…」

「イブの夜に考え事か?」

「…今日は色々用意してくれてありがとう」
アルベルトにヒルダに会った事を告げられず、フランソワーズは話を逸らす。


「久しぶりに賑やかなイブだ、お前達こそ、俺達と一緒でいいのか?」

アルベルトは大騒ぎしているジョーとピュンマの方を見る。

「もちろんよ!何を言っているの?」
フランソワーズはアルベルトと向かいあう

「こうやってみんなでクリスマスを迎える事ができる事が嬉しいの」


フランソワーズはニコッと笑い
「メリークリスマス!」とアルベルトに言う。


「…ヒルダ?」
アルベルトが呟く。



次の瞬間


ジョーが持っていたワイングラスが床に落ち、粉々に割れた。



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