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クリスマスの奇跡 5

前回作文に拍手ありがとうございます!

間に合うか…ドキドキ。

続きからどうぞ。

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フランソワーズ…。

どこからか声がする。
私を…呼んでる⁈

ぼやっとしていた視界が急に開けた。
女性が笑っている。

「あなたは…⁈」

「フランソワーズ、待ってたわ」

「何故⁈私の名前を⁈」

「彼から聞いているわ。」

「彼⁈…あなたは…」

「フランソワーズ…あなたは自分に自信がないようね。もっと自信を持って、彼に正面からぶつかればいいのに…」

「彼…⁈いったい何を⁈」

「あなたは物分かりのいい振りをしているだけじゃない、本当は寂しいんでしょ?」

「…」

「我慢しないで思い切り甘えればいいのよ。これからしばらくは一緒なんでしょ?悩むことなんて何もないわ」

「あなたは…もしかして…」

「じゃあね、また会えるかしらね」

ちょ…ちょっと‼︎

「待って‼︎」

…え⁈
夢?
ホテルのベッドにいた。
目の前のジョーのスーツケースが開いていて、中身が出てい…る⁈
え⁈
…ド…泥棒⁈

隣に…人が…⁈

「キャー‼︎」

「‼︎な‼︎何⁈」
隣に寝ている人が飛び起きた。

「え⁈ジョー⁈」
フランソワーズは驚き、手で口を押さえている。
「脅かすなよ…」
ジョーがフーッとため息をつく。

「だって、ミュンヘンから戻るのだから、明日の朝戻って来るかと」

「…それが…さ」
ジョーが急に真顔になったので、フランソワーズも神妙な顔をする。

「気がついたら帰ってきていたんだ…ベルリンに…」

「え⁈どういう事?」

「ミュンヘンで、車が急に故障して、歩いていたら…女の人が…」

「女の人?どんな人?」

「髪は短くて、赤茶色で、背は…あまり高くない」
ジョーが女性の特徴を思い出している。
「…トレンチコートにロングブーツ…ブーツの色は…」

「「ブラウン」」
2人顔を見合わせる。

「どうして知ってるの?」
ジョーはフランソワーズに問う。
「今…その女性が夢に出てきたの…」

「…心当たりは…」
ジョーの言葉にフランソワーズはゆっくり頷く。

「明日確かめてみよう。…あ…」
ジョーが思い出したかのように、フランソワーズに近づく。

「久しぶりなのに、妙な再会の仕方だ」

フランソワーズはくすっと笑う。

「逢いたかった」
そう言うと、ジョーの胸に飛び込んだ。

「ん」
ジョーは照れながら、フランソワーズにキスをする。





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