前回作文と過去作文に拍手ありがとうございます.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.
謝り続けて第9話
続きからどうぞ。

その後も激しい戦いは続き、ついに敵の要塞に辿り着いた。
自分は無力かもしれない。
でもヤツを倒さなければ…自分たちに未来はない。
小型シャトルに乗り込み、単独で敵と対峙する。
フランソワーズが僕の元に走り寄る。
今にも泣きそうな顔で僕を見る。
…最後かもしれないのに、キミの笑顔が見たかった。
「後は頼んだ…」
僕は前だけを見た。
振り返り、彼女を再び見てしまったら…
僕は弱気になってしまっただろう。
あの中で
敵は自分自身の欲に溺れ自滅した。
あの中で
僕は穏やかな気持ちになっていた。
ずっと心に閉まっていたほんとうの気持ちが溶け出す。
自分に嘘をついて
解ったようなフリをして
彼女への気持ちを抑えていた
あの中で、僕は僕自身の本心に気づく
地球に帰りたい
そして
フランソワーズと一緒に暮らしたい
あらゆる感情が綺麗に流れ出す。
そして光に包まれた。
もう帰る事がないと思っていた地球。
沢山の犠牲もあったけれど、再び地球に平和が訪れる。
有事が解決すればみんなまた別々の生活に戻る。
あの中では、自分自身に素直になれた筈。
なのに、目の前に彼女の姿を見た時、再び彼女の幸せは自分のいる所ではない。なんて考えてしまう。
もし…フランスに帰らないと言ったら…
「キミはフランスに帰るの?」
思い切って聞いてみた。
「いずれは帰るけれど、しばらくは日本にいようかと思っているわ、博士の所にでもお世話になるつもり」
ずっと側にいたい、なんて言えはしない。でも日本にいるうちなら…
「日本にいるんなら、ボクん家に来ない?しばらくは日本のレースだからマンションから通うし」
彼女は少し戸惑っているようだった。
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