前回作文と過去作文に沢山の拍手ありがとうございます!
ワタクシゴトでごちゃごちゃしていて更新遅くなりました。
4話です。
続きからどうぞ。

「あなたは…この前の?」
いつからいたのかわからなかったが、気がついたら隣にいた。
この前桜並木にいた時に心配して声をかけてくれた人。
「この前はありがとうございました。…この辺に…住んでいるのですか?」
「急に立ち去るんだもん、心配したよ。
まだ元気がないみたいだけど…ここ、キミん家?」
「えぇ、まぁ」
「いいなあ、こんな大きな家」
青年はまだ柱だけの建物を眺める。
フランソワーズの「この辺に住んでいるのか?」という質問には答えずに、青年は話続ける。
「ここからだと家の中から海が見えるよね。海を眺めながらくつろげるっていいね」
前の家は…海を見てくつろげたかしら?
色々な事が目まぐるしく起こって、夜眠っていてもいつ攻撃にあうのだろうと不安だった。
ようやく、ゆっくり休める様になった時には一緒にいてくれた人はいない。
黙り込んだフランソワーズを青年は見ていた。
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