前回作文と過去作文に拍手ありがとうございます!!
n...さん、コメントありがとうございます(⌒▽⌒)
復帰第1作という事で笑
クリスマスはもう遠い昔なのにまだやってますの自称クリスマス作文再開です。
続きからどうぞ

ジョーはこれが夢だと知っていた。
毎晩見せられる光景
「現実」の彼女とは上手くいっている…と思う。
だからきっと夢の中も…
とある劇場の前にいた。
そこにはフランソワーズが所属しているバレエ団のクリスマス公演の看板が掲げられていた。
その劇場に入る事が出来ない。
劇場の入り口までは長い階段がある。
とても遠く、長い距離
彼女とは住む世界が違うのだ。
この公演が終われば彼女は他の国へ行ってしまう。
今ここで
気持ちを打ち明けなければ
彼女とは
二度と会えない
打ち明けたところで
彼女を困らせるだけだろう?
ジョーは長い階段に座り込んだ。
劇場からかすかではあるが、音楽が聴こえてくる。
彼女が踊っているのだろう
ジョーは気付く
ここでは自分達は「生身」のニンゲンだ。
だから彼女は狙われる事もない
側にいて守る…必要もない
彼女が声をかけたのは
彼女の優しさからだ
バレエ界のトップスターが
何もない日本人に
好意を持つなんてあり得ないのだから
目が覚めた
泣いている自分に気付く
「夢見て泣くなんて…」
ジョーはベッドから起き上がり、顔を洗う。
鏡に映る自分の顔をじっと見つめる。
そこにいるのは
「生身」でない自分そのものだった
PR