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「…ジョー」
「…ん?」
目が覚めた
「うわぁぁ!」
フランソワーズが覗き込んでいる。
「ど、どうしたの?」
「…眠れなくて…あの…」
もじもじしている
「ジョーのお布団に入ってもいい?」
「え⁈」
な…何を言って…
返事も待たず、フランソワーズはジョーの布団に潜り込む
「ちょ…ちょっと!」
柔らかい躰をぴったりとくっつける。
あぁもうどーにでもなれ!
ジョーはフランソワーズをガッと抱きしめた。
「…ん?」
何だ?今のは…
夢…。
左を向くと眠っているフランソワーズ。
ジョーは半身を起こし深く息を吐く。
何て夢を見てるんだ!
立ち上がり冷蔵庫の中からミネラルウォーターを出し一気に飲み干す。
しかし…
リアルな夢だった。
今も目の前には安心しきって熟睡しているフランソワーズがいる。
寝顔なんて今まで見た事なかったかもしれない。
「う〜ん」
寝返りを打つ。
「お〜い!そんな顔して寝ていると、オオカミさんに食べられちゃうぞ〜!」
全く起きる気配すらない。
ジョーはフッと笑い、立ち上がり、部屋のふすまを開ける。
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