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battle 1

前回作文に拍手ありがとうございます!

デビゼロ小説読書中です。
読み終わったら、ざっくり感想文をひとりごとブログに載せておきます。
興味のある方はどうぞウェルカム!


今回は「何か」と戦います。
短編「navigate」から拡げた妄想作文です。

続きからどうぞ。

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1


又イワンのガセネタで、僕らは山奥にいた。

事件性は何もなく、戻ろうと思っていたら、大雨で国道が通行止めになった。

1人なら車中で野宿出来るのだが、フランソワーズが一緒だからそういう訳にもいかない。

ようやく見つけたビジネスホテルも、通行止めで足止めを食らったサラリーマンなどで満室だった。

山の麓にある、とりあえず通行止めになっていない温泉旅館にようやく一室空きを見つけた。

「僕は車で泊まるから」と言ったのだが、まだ日本滞在が浅かったフランソワーズは不安そうにジョーを見た。

「一緒に…泊まってくれない?」

…な、なんですと⁈

フランソワーズと同じ部屋で一晩一緒に過ごすぅ…。

ち…ちょっと待て、それがどういう意味なのか彼女はわかっているのか⁈

「一緒にって」

「日本の旅館ってよくわからなくて…」

はああああ

もう頭の中では、浴衣姿のフランソワーズのうなじがチラついている。

見たい…いや、そうじゃない。

ジョーが悶々としているうちに、フランソワーズは旅館の仲居さんと話をしている。

「どちらの国の方ですか?」
「フランスです」
「お綺麗な方でご主人幸せですね」

「ごっ‼︎」
「あのぉ、そういうのでは…」

咳込んでるジョーに被せるようにフランソワーズがフォローする。

「あら、ごめんなさい、あんまりお似合いだからてっきり夫婦かと」

仲居さんが部屋を案内する。

「では、ごゆっくり」
仲居さんが部屋を出ると、ジョーは盛大にため息をつく。

フランソワーズは始めての旅館に興味津々で、ふすまを開けてみたり、急須の蓋を開けてみたりしている。

カーテンを少し開け外を見る。
滝のような雨が降っている。

「明日には道路通れるといいんだけど」
このまま帰れなければ、理性を保てる自信がない。

振り返ると、始めての旅館にはしゃいでいるフランソワーズの姿。

あぁ、もう…。

ジョーは頭を抱えた。




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