5
朝になった。
フランソワーズが目を覚ます。
隣にいるはずのジョーがいない。
「あら?どこに行ったのかしら?」
いつからいなかったのか、それすらわからないほど熟睡していた。
探しに行こうと部屋のふすまを開けると、何かにつまずいた。
「⁈」
入り口前の床にまるまって寝ているジョー。
「どうしたの?そんな所で⁈」
起こしても起きない。
「ジョー?」
「ん?あ…おはよう」
ようやく起きたようだ。
「どうしたの?こんな所で、身体痛くなかった?」
「キミの側じゃ眠れなかったよ」
「え…?私何かした?」
「何にもしてないよ」
ジョーは笑うと、部屋に戻り布団に入る
「ちょっと寝ていい?まだ眠い…」
言い終わる前に眠っている。
フランソワーズは布団をかけると、眠っているジョーをしばらく眺めていた。
ジョーの言葉を思い出す
「キミの側じゃ眠れなかったよ」
「ありがとう」
フランソワーズはそっとジョーにキスをした。
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