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believe and wait 3

前回作文に拍手ありがとうございます!

3話です。
何の作文かお分かりいただけたかと。

続きからどうぞ。

拍手






「フランソワーズ?」


考え事をしていたようだ、ゴーチェが覗き込んでいる。


「…あ、ごめんなさい」
「僕と一緒じゃ、面白くないみたいだ」
ゴーチェが膨れる。

「そ…そんな事は…」
「せっかく日本に来て君に再会出来たのにな、君は浮かない顔ばかりしている。」



永世中立国だったハトランド国に、急に軍事施設が作られた事を不審に思ったゼロゼロナンバーは、ハトランドに飛んだ。

国王が誘拐され、国王になりすましたニセモノが、軍備拡大を訴えていた。

その頃息子のゴーチェは学生だった。
国の異変に留学先から帰国したが、父親の豹変ぶりにショックを受けた。

その時親身になり、ゴーチェの心の支えになったのが、フランソワーズだった。


ゼロゼロナンバーの活躍で、黒幕も見つかり、誘拐されていた国王も無事釈放された。

結果的には武器を売り、多額の富を積む死の商人の仕組んだ罠だった。


ゴーチェは何よりも、心の支えになってくれたフランソワーズに感謝以上の物を感じていた。


毎年誕生日には、部屋を埋め尽くす程の薔薇を贈った。

ジョーが薔薇嫌いになるほどに。


ゴーチェは気づいていない。

あの時は、ジョーとフランソワーズには何もなかったのだから。



「今年の誕生日は、君の為に大使館でパーティを開こう」


誕生日…そっか。もうすぐなのね。


フランソワーズはまたぼんやりとする。





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