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believe and wait 8

前回作文に拍手ありがとうございます!

フランソワーズの誕生日、昨日でした(⌒-⌒; )
勘違いしていました。
色々雑用が重なり訳分からなくなっていました。

あ…さん、教えてくださりありがとうございます!

そして誕生日に更新出来ず…

更新できているのはひとりごとブログ脇の新ゼロひとこと感想文のみ…。

まことに申し訳ございません!

過ぎましたがまだまだ続きます。
続きからどうぞ。


拍手






暖炉に火を入れた。


この家の寒さに耐えられなかったのかもしれない。


いつもは誰かしらがくつろいでいるリビング。

キッチンからは挽きたてのコーヒーの香り。

時々聞こえるピアノの音。

誰かの笑い声。

2人の寄り添う影。


今は…何もない。


どうしたと言うのだ…。



ジェロニモは暖炉に木をくべながら考えていた。

これが平和なのか?
この家には…暖かみが消えている。




「暖炉、つけてくれたのね」
フランソワーズが入ってきた。

「皇太子はいつ国に帰るんだ?」
「あさってらしいわ、明日大使館で私のバースデーパーティーをしてくれるそうよ、あなたも一緒にどう?」
「ジョーは?」
「行かない…ですって。」
フランソワーズは寂しそうにうつむく。

「わかっている事だろう?」
何を言われたのかわからず顔を上げる。

「ジョーは俺たちの為に頑張っている。わかっている事だろう?」
フランソワーズはこくっと頷く。

「待ってやれないのか?」
「ゴーチェが来日している間は、日本を案内しようと…」
「ゴーチェがお前の事をどう思っているか位、わかるだろう?」

小松と同じ事を言う。
「ジョーだっていい気分はしないはずだ」
「でも…」
「でも…何だ?」

…言わないでおこう。
仕事で忙しいはずが、女の子と会っていた…なんて話は。

「何もないわ」
フランソワーズは暖炉の前で膝を抱く。
「ジョーが行かないのなら、俺も行かない」


フランソワーズはため息をつく。



自分の誕生日を覚えていてくれたのは、ゴーチェだけだと。

誰も帰って来ない。
みんな自分の生活がある。
ジョーだって…。

明日…何を言いかけたのか。

自分の言葉で消したのは、後ろめたさと。

女の子の存在だったのかも知れない。



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