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翌朝。
「色々とお世話になりました。今後も両国協力して参りましょう。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
キャサリンとピュンマは握手を交わす。
アルベルト、グレートに軽く挨拶をし、キャサリンはジョーの前に。
「ありがとう、いつかあなたを後悔させるから」
いたずらっ子の悪巧みのように笑う。
「楽しみに待ってます。派手に後悔させてください」
ジョーもくっくと笑っている。
「言ったわね‼︎」
キャサリンはクスッと笑うと
「そうね、また近いうちに来日しますわ」
ジョーの頬に軽くキスをする。
少し慌てたジョーに、アルベルトがからかう
「王女様、こいつの国には挨拶のキスの習慣はないんですよ」
「あら、失礼」
キャサリンはジョーでなく、フランソワーズに謝る。
キャサリンはフランソワーズの目の前に立つ。
「色々ごめんなさい、そしてありがとう」
フランソワーズはキャサリンに笑顔を向ける。
「こちらこそ、綺麗なドレスありがとうございます。」
宮殿を立ち去ろうとした時、フィルに呼び止められた。
「色々ありがとうございました」
「王女をよろしく頼むよ」
ジョーはフィルの肩をポンと叩く。
「はい」
「俺たちは国に帰るが」
アルベルトとグレートが言う。
「ピュンマはどうする?」
「そうだな…モナミ公国との事も博士に報告したいから、日本に行こう」
「じゃあ、ドルフィン乗って行ってくれる?」
ジョーの言葉に一同首を傾げる。
「お前、これからどこに行くつもりなんだ?」グレートがジョーに問う。
「パリに寄って帰るよ」
ジョーの言葉に、フランソワーズが続ける。
「私が怪我をしたから、滞在が長くなってしまったのに…いいの?」
「お兄さんに連絡してあるんだ。行かないなんて言ったらコロサレル」
「ありがとう」
「あぁ、よかった」
ジョーがニッコリ笑う
「どうしたの?」
「やっと機嫌を直してくれた」
「まぁ」
モナミの空は晴れ渡っていた。
~おしまい~
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