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bitter sweet 2

連載続きです。

続きからどうぞ。

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2


日本

ソファーに寝そべるジョーと、洗濯物を畳むフランソワーズ。

博士は学会で世界を飛び回っている。
今回はアメリカだから、ジェロニモが付き添っている。
イワンが偶然起きていたから、アメリカに同行した。
ダイジンは飯店が忙しく、こっちには全く顔を出していない。


しばらくは2人きりの生活。
穏やかな、平和な生活。


「今日の夕飯何~?」
ソファーで寝そべっていたジョーが起き上がる。
「何が食べたいの?」
「ハンバーグ!」
フランソワーズはクスッと笑う。
「いつもハンバーグね」

ジョーはソファーから立ち上がると、キッチンへ向かう。
「コーヒー、飲む?」
「ええ、お願いするわ」

何もない日々。
みんなが日常生活を送っている。
何もない平和。


コーヒーを淹れてソファーに着いたジョーが、一口飲んだ所に電話が入る。

フランソワーズは洗濯物を畳む手を止め、電話に出たジョーの後ろ姿を眺めていた。

「あ、ピュンマ?どう、そっちは?え?…わかった。」
電話を切ると、ジョーが部屋から出ようとした。

「何か…事件?」
「わからない、研究所の無線で話がしたいって、詳細は聞いてからね」


研究所に行くジョーの後を着いて行くのはやめた。
彼はちゃんと要約して話してくれる。

ジョーのシャツ
飲みかけのコーヒーカップ
ジェットが置いて行ったモータースポーツの写真集
少し開けた窓から風が入り、カーテンを揺らす。


ピュンマの国で何かが。
世界を震撼させている伝染病?
内戦の黒い影?
いずれにせよ、このままの日々を送れなくなる。


平和が、幸せが崩れて行く。



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