過去記事に拍手ありがとうございます。
秋イベント映画情報にまだ動揺中ですが( ;´Д`)
連載3話です。
続きからどうぞ。

3
ピュンマとの交信を終え、ジョーがリビングに戻ってきた。
ソファーに腰掛け、コーヒーを飲むと、フーッと盛大にため息をついた。
やっぱり、何かあったんだわ。
フランソワーズはジョーの向かい側に腰掛ける。
「何かあったの?」
「ムアンバ共和国とモナミ公国がメタルXの採掘権を共同で持ち合う事となった。両国の友好を深める意味で、調印式後にモナミ公国の宮殿で晩餐会を行う事となったそうだ」
「それが緊急事態なの?」
フランソワーズは首を傾げる。
「モナミの王女が、ひとつだけ条件を出してきたそうだ」
モナミの女王…キャサリン妃。
過去に来日した際、身分を偽って、ジョーと…。
フランソワーズは俯いた。
「僕たちに晩餐会の護衛を頼む…と」
…僕たちじゃないの、僕。なのよ。
口に出せずに俯いたままのフランソワーズ。
「ピュンマの国にとってはこれとないビッグチャンスなんだ、だから、引き受けようと…思う。」
静かに話をするジョーを、一瞬睨み席を立つ。
あの時の気持ちを忘れる事なんて出来ない。
胸が…痛い。
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