前回作文に沢山の拍手をありがとうございます!
過去作文にも拍手ありがとうございます!
アンケートご協力もありがとうございました!
後日結果発表します。
映画公開まで少し時間があるので、アンケートは箸休めです。
お試しアンケートですが、ポチしていただけたら嬉しいです。
ひとりごとブログには新ゼロ2話の感想文上げました。
今日3話放送らしいですが、感想文はとっても先になりそうです。
お時間あったら寄り道して行ってください。
ではお待たせしました。
連載5話です。
続きからどうぞ。

「…キ、キレイです!」
色々な言葉を頭に浮かべてはいたが、ドレスを着たフランソワーズの姿を目の前にしたフィリップは、キレイという言葉しか出すことができなかった。
フランソワーズはにっこり笑う。
「よろしくお願いします」
「い、いや!こちらこそ!」
「フィリップさんもとっても素敵よ」
フランソワーズの言葉に赤くなる。
「1枚いいかしら?」
冴子が2人並べて写真を撮る。
「あ、その写真…」
フィリップが言いかけると
「大丈夫よ、後でフィリップくんのスマホに送っておくから」
「そうじゃなくて!ジョーさんには!」
冴子は笑いながら
「当たり前じゃない!フィリップくん、殺されちゃう」
言葉の割には嬉しそうな顔をしている。
所長からも強く言ってもらわないと…。
フィリップは幸せのすぐ側にある恐怖にビクビクしていた。
冴子のお店の常連で、今回のモデルの件を持ちかけたウェディングプランナーの滝沢が2人を見て感動する。
「急な話ですみません。冴子さんからいいモデルがいると紹介していただいて。こんなに素敵なモデルとは本当にありがとうございます!」
こういうのは日本人よりも異国のモデルの方がいいのよ!と上機嫌な滝沢の話を聞いていて、フィリップは自分はここでは「異国」なんだと実感する。
そして隣のフランソワーズも自分と同じ国のヒト…。
そりゃあ隣はジョーさんの方が似合う。
僕なんかがフランソワーズさんの隣なんて…。
でも満足そうな滝沢の笑顔を見ると、自分ももしかしたらフランソワーズさんとお似合いに見えるのかと…。
衣装の試着を終え、打ち合わせを終えた。
あとは明日の本番を待つばかり。
フィリップはフランソワーズを車で送る。
助手席のフランソワーズは言葉も少なくどこか元気がなかった。
「今日は疲れましたね」
沈黙についフィリップが声をかける。
「明日、無事に終わるといいわね」
フランソワーズも笑顔で答える。
家に着き寄って行ってという言葉を断り、フィリップは今来た道を戻る。
流石に誰もいないのにお邪魔するのは気が引けた。
車のラジオから、明日は快晴です。と流れて来た。
「とにかく明日無事に終わらせよう」
フィリップの独り言は、少し開けた車の窓から海岸線に流れて行った。
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