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ding! 8

前回記事に拍手ありがとうございます!

扉開きっぱなしですが^_^;
「奴」の登場です。

続きからどうぞ。

※これのジェットバージンパターンを考えました。ひとりごとブログに載せてます。よろしかったらそちらも合わせてお楽しみ下さい!※


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扉が思いきり開かれ、一同が振り返る。

逆光で顔はみて取れないが、スーツ姿の男の様だ。

しんと静まり返った教会内に男の靴音だけが聞こえる。

だんだん顔もはっきりしきた。

フランソワーズやフィリップの関係者は全員息を飲んでいた。

フィリップは金縛にあったようにそこから動けなくなっていた。
何故?
何の連絡もなかったのに
何故今、この瞬間に…。

フィリップの目の前に立ったスーツ姿の男…。


「ジョー?どうして?」

声を出したのはフランソワーズ。

ジョーはフィリップには何も告げず、フランソワーズをいきなりお姫様抱っこするとこう言った。

「みなさん、この教会に爆弾が仕掛けられていると通報がありました。早く安全な場所に!」

そしてジョーとフランソワーズは
「消えた」


爆弾などと言われ、教会内はパニックになっていた。

後から来たジェットが、ゲスト達を誘導する。

唖然としているフィリップに声をかける。

「お前なかなかやるな」
その顔は新しいおもちゃを見つけた子供のようにワクワクしていた。

「爆弾って?」

「通報があってジョーと俺が慌てて『飛ばされて』来たんだけどよ、まっさかお前とフランソワーズが結婚式挙げているとはね」

「ジョーさんは…」

「お前…しばらく国に帰った方がいいかもな、あいつああ見えて結構執念深いからな」

誓いの言葉すら交わせなかった。
ベールアップすら…。
フランソワーズさんのベールを上げるのは…やっぱりジョーさんなんだ。

僕にはまだ覚悟がないというのか?
神様はどうしてこんないたずらを…。

爆弾処理班がフィリップとジェットと逆走して教会に入って行った。


安全な場所には、教会にいた人々が集められていた。

突然の男の乱入に、これもイベントなのかとときめいていた結婚を控えた女性達に、相手の男性は呆然としている新郎役のフィリップに自分を重ねてため息をつく。

そして肝心の花嫁役と、乱入した男の姿がない。

「映画みたいよね」
あちこちから声が漏れる。

冴子はフィリップの肩に手を置いた。

「主役…奪われちゃったわね」

残念そうなように見えてまたまた笑顔な冴子に、フィリップは返す言葉なく空を見上げる。

「みなさん、もう大丈夫です!爆弾は撤去しました!」

本当に爆弾が仕掛けられていたんだ。

誰が…
何の為に?

フィリップは頭を抱えその場に座り込んだ。



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