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ding! 7

前回作文に沢山の拍手ありがとうございます!

フィリップ君が好きすぎて、なかなか話が進みません。
すみません。

そんな訳で
続きからどうぞ。

拍手







フィリップは祭壇前でフランソワーズを待つ。

父親役はコズミ博士がいいという話だったが、お願いするとなるとギルモア博士の耳にも入るだろう。そうなればもう…
フィリップの人生は終わる。

命をかけてもフランソワーズの新郎役になれるなら悔いはないと思ってはいたが、まだ自分にはやらなければならないことがある。命は惜しい。

そこで所長が父親役となった。
少し若い父親だが、フランソワーズにはぴったりだ。

教会の扉が開き、ゲスト達が「おぉ!」と歓声を上げる。

ベールダウンして顔はよく見えないが、それでもとても美しい。
所長と腕を組み少しづつ祭壇に近づく。

フィリップは胸がいっぱいだった。

ベールで顔を隠しているが、自分の目の前にはウェディングドレスを着たフランソワーズがいる。

ゲストが起立し、賛美歌を歌う。
教会のパイプオルガンの音色が尚厳粛な雰囲気にしてくれる。


牧師が2人を前にし、誓約の言葉を述べる。


「あなたは、その健やかな時も、病める時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しき時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命の限り堅く節操を守ることを誓いますか?」

健やかな時も
病める時も
喜びの時も
悲しみの時も…

フランソワーズさん!どんな時だって…
僕はあなたの側にいます。
離れた途端に連絡をくれない男とは違います。
たとえその男に半殺しにされたって…
僕は…
あなたを…


かなりぼんやりしていたのだろう。
ベールの中から「フィリップさん」とフランソワーズが小声で呼んでいた。

「あ」

目の前の牧師が怪訝な顔をしている。

「ち…誓います!」


この時点で何故か冴子はすすり泣いている。
息子同然に可愛がっていたフィリップと、娘同然に可愛がっていたフランソワーズ。
もうすっかり親モードになっていた。


フランソワーズはそんな冴子を見てクスッと笑う。
フィリップに小声で「冴子さん感動しているわよ」と言う。

フィリップが振り返ると人目をはばからず鼻をかんでいた。

さえこ…さん。

牧師はひとつ咳払いをする。
早く進めたいようだ。

フランソワーズにも同じ誓約の言葉を述べる。

「誓いますか?」

フランソワーズが口を開いたその時、教会の扉がバンっ!と大きな音を立てて開いた。




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