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ding! 11

前回作文に拍手ありがとうございます!


映画行きましたか?アンケートは3章終了まで設置します。
答えもひとつ追加しました。
ぽちっとして行ってください。


作文は今回で終わりです。
最後がイマイチ盛り上がらず、1人反省会中です。


続きからどうぞ。


拍手







フランソワーズは冴子に気になっていた事を聞く。

「あの…フィリップさんはその後…」



ジョーと教会に戻った時にはすでにフィリップの姿はなかった。

それから会っていない。


「あぁ、フィリップ君ならフランスに帰ったわ」

「え?」


「日本にいると島村くんに殺されるから」

「え?本当なんですか?そんな事するわけないじゃありませんか!」

フランソワーズが慌てると、冴子は笑う。


「冗談に決まってるじゃない!フィリップ君全然まとまった休みを取らないから、主人が強制的に国に帰したの。
お母さんもきっと心配しているだろうから」

「仕事そんなに忙しいのですか?」


「何だかよくわからないけれど早く一人前になって助けたい人達がいるとか…」



フランソワーズは気づいた。
助けたい人達は自分達だという事を。
何かの力になりたいんだと前に聞いた事があった。


「そうなんですか…フランスのお母さん、久しぶりに息子さんに会えてきっと喜んでいるでしょうね…」







フランス郊外

フィリップは久しぶりの故郷をのんびりと過ごしていた。

「日本の皆さんに迷惑かけていないの?」

久しぶりの再会に、母親は喜ぶ事もなく、お小言ばかりだ。

「所長さんの奥様から日本のお酒が送られて来たわ。ちゃんとお礼言っておくんだよ!」

返事もそこそこにスマートフォンの画面を眺めていた。

冴子さんから送られて来た写真。


「ちょっと!あんた!この可愛いい女性は誰なんだい!」

母親に見られているのも気づかずにポーっと眺めていたらしい。

「友達だよ」

「友達がウェディングドレス着て隣に立っている訳ないでしょう?誰なの?早く連れてきなさい!」


「どうしてすぐ…こうなるんだ」


「早く孫の顔が見たいんだよ」


「それなら当分無理そうだよ」



フィリップは自分の故郷の風景をフランソワーズに見せたかった。

パリに帰っているタイミングで誘おうとは思っていた。
でも母親の態度を見たら、連れてきたなんて事になったら大変な事になりそうだ。



フィリップは騒いでいる母親に目もくれず家を出る。



少し歩くと小高い丘があり、自然を一望できた。

子供の頃からこの景色は大好きだった。


パシャり
シャッター音が鳴る。



せめてこの景色をフランソワーズに見せたいと写真を送ろうと思いふと気づく。


もし

返事が来たら
彼女の事だ
「素敵な景色ね」と返事が来たら…


逢いたくなるな…。



フィリップはジョーが離れている時に連絡をしない理由が何となく理解出来たような気がした。


写真をスライドした。
2人笑顔で並んだ写真
自分はタキシード
彼女はウェディングドレス



フィリップはふっと笑うと、スマートフォンをジーンズのポケットに入れ、家に戻った。



〜おしまい〜



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