前回言い訳に拍手ありがとうございます!
台風が日本列島にいますが、みなさんのお住まいの地域はどんなですか?
何事もなければよいのですが…。
連休中に、と言っていて、ようやく2話です。
ゆっくりゆっくりペースになりますが、お付き合いよろしくお願いします。
続きからどうぞ。

侵略 2
話の始まりは、1カ月前に起きたニューヨークスラム街の大量殺人事件だった。
バラバラの遺体が大量に見つかり、通常の人間には到底不可能な事件に、只ならぬ緊張感が襲っていた。
ニューヨークで独自にその事件を調べていたジェットは、ひとつの疑惑を確かめる為、ギルモア邸に戻った。
その後アメリカ郊外でも同じ様な事件が起こり、ジェロニモが引き続き調査を始めた。
同時期にイギリス、ドイツでも同じような大量殺人事件が発生する。
グレートとアルベルトも動き出す。
メンバーのいない国や地域でも続々と大量殺人事件が発生し、世界を恐怖に陥れようとしているかのようだった。
日本はまだ大量殺人事件の発生はなかったが、時間の問題だと、ピュンマが研究所のコンピュータを駆使して、発生しそうな場所を計算していた。
そしてこの連続する大量殺人事件が、未来人の「侵略」という事も、ジェットや他のメンバーの情報から確信していた。
「ニューヨークでもイギリスでもドイツでも…大量殺人事件が起こる前に同じ動きがあるんだ」
ピュンマが各事件があった現場モニターから、ある共通点を探し出す。
「時空の歪み…って言ったらいいのかな?弱いけれど確かにどの場所でも感じられる」
「未来人は過去へ飛んだはずじゃ?」
ジョーがピュンマに問う。
「多分…過去に行く途中何らかのトラブルがあり、一度『出る』事が出来た今…現代に戻ってきた。行き場を失った未来人達は、現代人に『憑依』する事で、この時代に生きようと考えた…でもその『憑依』はとても危険な事で、上手く行かなければ、現代人も未来人も身体がバラバラになってしまう…それが大量殺人事件となるわけだ」
「ピュンマすごいね、そこまで調べ上げたんだ」
ジョーが感心すると、ピュンマは照れ笑いを浮かべ
「イワンだよ、そんなんわかるわけないじゃん」
と頭を掻いた。
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