前回作文に拍手ありがとうございます!!
怠け作文ですが、遊びに来ていただいているんだなぁと感動しております。
連載6話です。
続きからどうぞ

交渉 2
身動きが取れないほどの不快感。
これを避けたいから侵略する理由もわからない事はないな、と、ジョーは共感してしまう。
少し離れた所にフランソワーズが倒れている。
暫く行動出来そうもない。
でもここにいたら目立ってしまう。
這いながらフランソワーズの元に向かう。
「…大丈夫?」
ジョーはフランソワーズを抱き起こす。
意識はあるようだが、肩で息をして苦しそうだ。
ジョーを見るが言葉が出ないようだ。
「ここにいては目立ってしまう、隠れよう」
ジョーはようやく立ち上がり、フランソワーズを抱きながら、柱の影に移動する。
2人崩れ落ちるように柱の影に収まった。
無言のまま、ジョーはフランソワーズの背中をさする。
しばらくじっとしていたフランソワーズだったが、ジョーの足に手を置くと
「ありがとう…もういいわ」と告げる。
ジョー自身まだ気持ち悪く動きたくない心境だったが、フランソワーズは眼を閉じると、何かを探し始めた。
「まだもう少し休んだ方が…」ジョーが言いかけると
「時間がないの、イワンが眠ってしまったら、私達戻れなくなるのよ、司令官を探さないと」
ジョーはフランソワーズの邪魔にならないように静かに様子を見守った。
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