前回作文と過去作文に拍手ありがとうございます!
かな〜り前の作文読んでいただいた上の拍手、嬉しいです(^o^)
フィリップ君は今回で終わりです。
お付き合いありがとうございました!
続きからどうぞ。

5
その後はフランソワーズが気になって眠れなかったフィリップ。
空がだんだん明るくなり、朝になる。
遠くで電車の音がする。
そっとリビングに入ると、ソファーで気持ちよさそうに眠っているフランソワーズがいた。
穢れのない天使のような寝顔。
手を触れる事なんて自分には出来ないと思った。
熱はフランソワーズの看病と、所長からもらった薬が効いたのか下がっていた。
もう一日休めば研究所にも行けるだろう。
もうしばらくフランソワーズを起こさないようにそっと扉を閉めた。
寝室に戻り、ベッドに横になる。
「ありがとう」
ぽつりとつぶやいた。
それから数日後。
すっかり風邪が治ったフィリップは、フランソワーズにお礼を言うため、ギルモア邸の玄関前にいた。
研究所の女の子たちの間で話題になっているガトーショコラをお土産に。
深呼吸をしてチャイムを鳴らす。
満面の笑顔で「治ったのね」と言ってくれるフランソワーズの姿を想像するだけでにやけてくる。
ドアが開いた。
そこにいたのは
ものすごく不機嫌な顔をしたジョーだった。
「何か用?」
あきらかに不機嫌だ。
…もう帰ってきたんだ…
今まで高揚していた気持ちが一瞬で萎んだ。
「絶賛時差ボケ中だから用件は手短に、で、何?」
明らかに今寝てました風なジョーが不機嫌に質問してくる。
「フランソワーズさんは?」
恐る恐る聞いてみる。
「風邪ひいて寝込んでいるけど?」
「え…もしかして…風邪移しちゃった???」
はっ!
思わず口に出た言葉をジョーは聞き逃さなかった。
「…お前、今…なんて言った?」
うわぁぁぁ~!!
~おしまい~
おしまいか~い!!
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