前回namicafeの宣伝なのに拍手ありがとうございますヽ(;▽;)ノ
さて
またまた2年前に書いたものですが。
手直ししながら出していきます。
続きからどうぞ。

1
コヤナギ博士の研究所のエントランスでジョーは立ち止まる。
目の前にいた女性が頭を下げる。
顔を見て戸惑った。
「キミは…」
「フランソワーズ、あのさ…」
「なあに?」
「…何にもない…」
フランソワーズは首を傾げる。
ジョーはフランソワーズを後ろから抱き締める。
「どうかしたの?」
「いや、別に…」
ジョーはフランソワーズの首筋に顔を埋める。
「暖かいな…」
ジョーはフランソワーズの温もりを味わっていた。
翌日早くジョーはヨコハマのコヤナギ博士の研究所に向かった。
いつもと変わらない朝。
家事を済ませ、バレエのレッスンに
出掛ける。
何もないはずの一日だった。
ジョーが帰って来なかった事を除けば…。
車は研究所の駐車場に止まっていたらしい。
ピュンマは研究員達に聞き回ったが、いつもと変わらなかった。という返事だけだった。
アルベルトは、ジョーの携帯や、脳波通信などで呼び掛けたが、反応がなかった。
フランソワーズが部屋を見に行ったら、クローゼットから冬服が無くなっていた。
真冬にしか着ないダウンジャケットも無くなっていた。
クローゼットに座り込み、号泣する。
「何が…起こっているの…?」
昨晩何かをいいかけていたのを思い出す。
何も言わず居なくなる人ではない。
何か事件に巻き込まれたとしか…。
でも、ちゃんと身支度をしていなくなっている。
スーツケースも消えていた。
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