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secret 11

前回作文と過去作文に沢山の拍手ありがとうございます!

だらだらまだ続きます。

続きからどうぞ。


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フィリップは、メディカルルームに入る。

ジョーが目を覚ます。

「点滴の様子を見に来ただけだ」
まさか目を覚ますとは思わなかったから、バツ悪るそうに作業する。

「ありがとう」
ジョーがフィリップに向けた眼差しは優しい。

「フランソワーズさんに…フランソワーズさんに頼まれたからだ」

フィリップは視線を逸らす。

「僕らの正体もバレちゃったみたいだね」


フィリップは黙ってひとつ頷いた。

「フランソワーズを…今までと同じ様に見ていて欲しい…」

「もちろんだ!フランソワーズさんは何があってもフランソワーズさんだ!」

ジョーはふっと笑うと
「ありがとう」と再び口にする。

「そ…そんな事言うなよ!ボクとキミはライバルなんだから!ボクがフランソワーズさんを…そんな事絶対ないけど、嫌いになれば、キミは嬉しいはずだろ?」

「ライバルがいないと、恋は盛り上がらない」
ジョーの余裕の笑みに負けたと思いながらも、強がるフィリップ。

「今回のことでボクは一歩リードしたと思っているけどね」

「はいはい、負けました」
ジョーが半分笑いながら言う。


どこまでも腹立つ男だ!
フィリップは口には出せず心で叫ぶ。


しばらく無言で作業を続けていたフィリップだったが、ひとつ咳払いをすると

「でも、君たちの秘密を共有できるというのは正直嬉しい。そして、それに協力出来る事が分かったのも」

正直な気持ちをジョーに打ち明ける。

ジョーは否定も肯定もせず黙ってフィリップの言葉を聞いていた。




「あら、ここにいたの?」
フランソワーズが入ってきた。
「フィリップさん、コズミ博士が探していたわ」


「ジョー、あなたの命が助かったのはフィリップさんのお陰なんだから…」



「いや、それは無理だね、な、フィリップ?」
ジョーはいたずらっ子のような顔でフィリップを挑発する。


「もちろん、こっちだって」
フィリップも同じ様な顔をする。

「もう、いつになったら和解するの⁈」
フランソワーズが呆れる。

「「一生ないね」」

2人同時に笑い出す。



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