忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

teen 4

前回作文に沢山の拍手ありがとうございます(^∀^)



連載4回目です。

続きからどうぞ。

拍手



4

レッスンの休憩時間は、軽い自己紹介タイムになった。

10代の女の子達は、本当におしゃべりだ。
ファッションや好きな音楽、男の子の話で盛り上がる。

やはり年上の「完成」された男の人に魅力を感じるよね~。と。

絶対にジョーに迎えに来てと言えないな…なんて考えた。

でも…そんな彼だって10代の頃は未完成の粗削りだったんだから…。




いよいよブラックゴーストの魔の手が、コズミ邸に近づいてきたので、一行は日本を離れることになった。

ジョーは故郷との決別となる。
少し沈んでいるようにも見えた。

ブラックゴーストの刺客が、次々と襲ってきた。
戦いたくはない、でも生きるために戦わなければならなかった。

ジョーが一瞬油断した隙に、敵が攻撃してきた。

「危ない!!」

フランソワーズは咄嗟にジョーの前に出た。

その後の事は覚えていない。

目を覚ましたのはドルフィン号のメディカルルームだった。

ベッドの隅に何かが見えた。

…髪の毛?
茶色い…。

ジョーが伏せて眠っている。

よかった、助かったのね。

身体を起こそうとしたが、激痛が走る。

動いたのを察したジョーが目を覚ます。

「フランソワーズ!!」

…初めて名前を呼ばれたような…気がした。

「よかった…無事だったのね」
フランソワーズがニッコリ笑う。

「キミは…何故自分の身を犠牲にして僕を助けた?」


「…考えてはいないわ、咄嗟に動いたの。」


「何故…」

え…?

あんなに尖っていたのに、女の子は遊び相手としか見ていなかったのに、人の心なんて傷つけたって平気じゃなかったの?

初めて見たジョーの涙。

「何故助けたんだ…何故?」

どうしたの?

「自分を犠牲にするなんて…」

ハッとした。
この人は、守られた事がないのだと。
フランソワーズも両親を亡くしているけれど、兄がいた。
いつも兄が守ってくれていた。

でもジョーは…。

泣くことすら許されなかったのだろう。
フランソワーズもそんな彼の人生に涙が出てきてしまった。

彼を幸せにしたい…。

手を伸ばし、ジョーの手を握る。

驚き、顔を上げたジョーに、笑って頷いた。

PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

トラックバック

ようこそ!

namiの妄想作文置き場です。

サイドメニュー

パスワードは0009です。

お話はこちらで