前回作文に沢山の拍手ありがとうございます(* ´ ▽ ` *)
また〆の雑炊出すのか?
疑惑の目に耐えながら^_^;
6話です。
続きからどうぞ!

6
アパートに寄り、まだ寝ぼけ眼なジャンから、車の鍵を借りる。
駐車場にはシトロエンが止まっていた。
「さ、行きましょ!!」
「行きましょ…って、キミが運転するの?」
フランソワーズは当たり前のように左側にいる。
「僕、国際免許持ってるけど?」
「ジョーに道はわかんないわ、こっちでは車の運転していたんだから、任せてよ」
したかなく右側に乗るジョー。
フランソワーズは地元の知った道だから、鼻唄を歌いながらハンドルを握っている。
「で、買い物って…何を買うの?」
ジョーが鼻唄を歌っているフランソワーズに問う。
「土鍋よ」
フランスのお菓子の名前のようにさらっと言う。
「どなべ??」
「そう、土鍋。今日はフランス式クリスマスパーティーなら、明日は日本の鍋パーティーやりましょうよ!!」
…明日はイブだ。
イブの夜にパリで鍋パーティー…。
…どうしてそんな発想になる?!
「鍋はわかったけど、何の鍋にするのさ」
「日本から塩麹持ってきたわ」
…塩麹…。
ここは…パリ。
ジョーは一瞬フラついたが、フランス人と鍋を囲むのも面白いかと妙な納得をする。
フランスにも日本文化が浸透してきているようで、ちゃんと土鍋も、コンロも手に入った。
後は食材だが、フランス産でも鍋だから、適当な野菜と肉と魚介をチョイスした。
「米もいるわね」
何故米?パエリアでも作るんですか???
「雑炊よ、あれ無くして鍋とは言えないわ」
…いったいキミは何ジンなんだ…。
ジョーが絶句していると、簡単に米を探してきた。
「日本のあったわ!!」
何でもいいから、パリらしいものを
見せてくれ…。
「これはどう?」
ロゼのシャンパーニュとフロマージュ。
…おかえり、パリ…。
「生野菜のディップでもしましょうか」
日仏混合の買い物を後ろに積み込み、アパートに帰る。
まるで僕らみたいだ…。
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