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フツウの女の子 2

前回に拍手ありがとうございます。
出だしの反応は非常に気になります。
特に2年前なので(笑)


連載2話です。

続きからどうぞ。

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2


トモエがギルモア研究所に世話になる事になった日、歓迎の意味も込め、ダイジンが沢山料理を持ってきた。
沢山の中華料理に最初は驚いたトモエだったが、美味しいからもりもり食べ始めた。

トモエは人見知りしない天真爛漫さか、すぐみんなに溶け込んだ。
やはり…と言うべきか、トモエはジョーの隣にいた。

早坂博士の研究所にジョーが行っているのは知っていたが、トモエと面識があるのは知らなかった。


この状況に馴れている自分にも腹が立つ。

そっとその場を離れ、テラスに出る。


日中は暑かったが、夜になると少しは過ごしやすい。


デッキチェアに腰を降ろす。
星が綺麗だった。


「…どうした?」

様子が気になったのか、ジェットがテラスに出てきた。

フランソワーズのデッキチェアの隣に座る。

「…別に、外に出たかっただけよ」

「日本人の女の子は『ナマトナデシコ』って言うんだろ?ありゃあ違うな」
そう言いながらリビングで笑っているトモエを指差す。

「そうね、随分積極的よね」

ジェットはニヤリと笑い
「妬いてるのか?」とからかう。

「…妬く…かぁ…普通の女の子ならそうなんでしょうね」
フランソワーズがため息をつきながら言葉を吐く。

「ん?」予想外のフランソワーズの返事にジェットが首を傾げる。

「…見ちゃったのよ…」
「何を?」

「トモエさんが入ってきた時に、無意識に透視してしまったの、普通じゃないでしょ?」

ジェットはハッとした。

この前、フランソワーズと2人で戦地に赴いた時、瓦礫の下の遺体をフランソワーズが見つけてしまった。
見たくなくても見えてしまう…。
彼女の辛そうな顔に胸が傷んだ。

「普通って…何なんだろうな…。」
ジェットが星を見ながらポツンと呟いた。

「少なくても私たちは普通じゃないわよね」

寂しそうに笑うフランソワーズを、抱き締めたい衝動にかられろうになったが、それは俺の役目じゃないよな…と、リビングでトモエと談笑しているジョーを睨む。


その夜、ジェットは何となく眠れなかった。



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