前回に拍手沢山ありがとうございます。
…そろそろ中身の薄い話だとバレるのでは…と、ドキドキしております( ´;゚;∀;゚;)
と…とりあえず
連載6話です。
続きからどうぞ。

6
その夜。
トモエはいつも父親と2人きりで、父親が研究で忙しい時は、一人でご飯を食べているという。
毎日賑やかな食卓に嬉しそうだった。
今晩のネタは、ジェットのニューヨーク話。
「トモエ、お前とーちゃんの学会でニューヨークに来たときは俺んとこ連絡しろよ!!いい店案内するぜ!!」
「え~!!いいんですか?ニューヨーク行ったことないんです!!きっと素敵ですよね♪」
盛り上がっているトモエに反し、えーっ?!と言う顔のジョーとフランソワーズ。
「ジェットのおすすめの店はおすすめできないなぁ」
ジョーがフランソワーズを見る。
「そうね…」
あれは酷かったわ。
マンハッタンの夜景が一望できる素敵なホテルを予約したのよ。ジョーと2人、素敵な夜を過ごすはずだったのよ…。
なのに…。
ジェットの「おすすめ店」をハシゴして、飲み潰れたジョーの介抱で朝が来たのよ!!
あぁ…思い出したくも…ないわ。
「みなさんでニューヨークに行ったりするんですね!!」
トモエは、この団体の事は教えてもらっていないのだろう。
博士に世話になっている研究員、くらいの認識なのだろう。
「そうそう、今日学校の帰りに…」
トモエがキッチンに行く。
あ、そういえば、冷蔵庫にケーキの箱があったっけ…。
「島村さんと『オモテサンドウ』行ってきたんですよ♪」
ケーキの箱をテーブルに置く。
「お土産です♪」
「へぇ~ジョーが『オモテサンドウ』とは意外だな」ピュンマが笑う。
「拷問のようだったよ…」
ジョーはガックリと肩を落とす。
「楽しかったです!また連れていって下さいね♪」
表参道を歩くジョーとトモエの姿を想像してみた。
似合っているわね…。
私なんかよりずっと…。
「紅茶入れるわね」
何となくその場にいられなくなり、キッチンに逃げ込んだ。
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