前回作文に沢山の拍手ありがとうございます!
公式は今日REゼロコミカライズ発売日と、デビゼロコミカライズ更新日が重なり賑やかですが…。
感想などはひとりごとブログの方でぼちぼちといきます。
こっちは4話です。
続きからどうぞ。

4
ホテルに戻った。
フランソワーズはあの時のジョーの顔を忘れられなかった。
あんな顔をするなんて…。
笑顔で「フランソワーズ」と呼んでくれていた彼を思い出す。
優しく抱き締めてくれた温もりを思い出す。
今はもう…思い出でしかない。
暖炉の前でジョーはぼんやりしていた。
逃げることもせずただ、ここにいた。
隣に黒髪の女性が座る。
「赤の広場で出会った女性、あなたの事を知っていたみたいよ…」
「知らない」
氷のように冷たい声だった。
アルベルトは、ジョーと女性とすれ違い様に、小さな通信機を着けていた。
気づかれなければ居場所がわかるはず…でも。
フランソワーズのショックは大きいだろう。
居場所がわかってもあのジョーと対峙しなければならない…。
奴に何が起こっているのか…。
翌朝イワンが目覚めたとピュンマから連絡がある。
行動開始だ。
アルベルトは一人でジョーのいる場所へ潜入するつもりでいた。
フランソワーズには精神的な負担が大きすぎるからだ。
しかしフランソワーズは自分も行くと言った。
彼を救えるのは私達だけなのだから…と。
その目に強い光を感じていた。
イワンが示したジョーの居場所と、発信器の場所が一致する。
イワンは静かに、何の感情も示さずにこう言った。
「僕の父親の研究施設にジョーはいる…」
誰もが息を飲んだ。
PR