お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?
まだまだ続く無駄に長いタイトルと作文いきます^_^;
続きからどうぞ。

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シャワーを浴び、Tシャツとジャージに着替える。
タオルを頭にかけたまま、冷蔵庫からミネラルウォーターを出しそのまま飲み干す。
レストランでの彼女の表情を思い出す。
着飾った女達の中にいたあの男。
昼に見た男だった。
彼女の急変ぶりはあの男に関係があるのか?
昔の…
自分の知らない彼女の過去。
胸の中がモヤっとした。
雨の中興奮する彼女を落ち着かせようととっさに抱きしめた。
抱きしめた彼女の身体は細かった。
守らなければ壊れてしまうのではないかと思った。
コンコンとノックの音がする。
オートロックを解除する。
シャワーを浴び着替えたフランソワーズがそこにいた。
きっちりと髪を乾かし、服も部屋着ではない。
ジョーはフランソワーズのそんな所に距離を感じていた。
「どうぞ」
フランソワーズは部屋に入るとジョーの前に立つ
「ごめんなさい、色々あって混乱してしまって…もう大丈夫だから」
「座って、ちょっと話をしようか」
ジョーがフランソワーズをソファーに座るよう促す。
フランソワーズは素直に座る。
「友達と何かあったの?」
ジョーの問いにしばらくうつむいていたフランソワーズだったが、急に顔を上げる。
「わかっていた事なのに…もうここに私の居場所はない事位」
「キミが『ここ』を離れてからの事?」
「何もかも約束されていたのに…自分しか出来ない事だと思っていたのに…それは私の自惚れだったの」
フランソワーズは再びうつむき拳をぎゅっと握りしめる。
「私のいた『場所』には全部違う人が入っていたわ。」
握りしめた拳が震えていた。
「私はもうここに用は…ないの」
うつむいた顔から涙が落ちる。
ジョーはフランソワーズの座るソファーの前に跪いた。
フランソワーズを見上げる形になったジョーは、手を伸ばしソファーに座るフランソワーズを抱きしめる。
「泣きたい時は思いっきり泣くといいよ」
ジョーの言葉をきっかけに、フランソワーズは大声で泣いた。
ここで重ねてきた努力
ここで重ねてきた全ての事が
全てなくなっていた。
わかってはいた事だが、現実を見せられたフランソワーズには今が辛い時なのかもしれない。
まだ誰かが自分を必要としてくれていると思っていたのだろう。
ジョーは黙ってフランソワーズが泣き止むまで付き合った。
泣き疲れて眠ってしまったフランソワーズをベッドに寝せると、自分はソファーに横になった。
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