忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

believe and wait 12

前回作文に拍手ありがとうございます♪

今気づきました。
「GB」忘れてた…。

その意味は

続きからどうぞ。

拍手






「あ、そうだ」
ジョーが突然フランソワーズの身体を離す。
どうしたのかと黙って見ていると、玄関から荷物を持って来た。
フランソワーズも帰宅してから気になっていたのだが…。

「これの受け取りで、寝てもいられなかった」
言葉の割には嬉しそうに包みを見る。

「これはドイツからだね」
「開けて」
「キミ宛だけど?」
「いいわよ、開けて」
ワクワクを共有したくなった。
「どれどれ…ん?」
ジョーが手に取ったのは
「豚とコイン?…なになに…ドイツでは幸福のお守りだ…と」

「次は…NY」
ジョーがチラリとフランソワーズを見る
「後にして」
「だろうな…じゃあ次は、イギリス…これは…蹄鉄?」
「馬の…よね?」
「これも幸福のお守りらしい。」

「次は…中国」
「いつ帰って来るの?」
「…旧正月が終わったららしいよ。…こっちは旧正月の準備で賑やかです…中華街の方はどうするんだよ‼︎」
「信頼できる従業員がいるから大丈夫よ」
「こっちもお守りだ…あ、唐辛子のお守り、これは確か…魔除けだ」

「次は…と、ピュンマか」
ジョーは同封されていた手紙を読み始める。
「えっと、『これはボクの国では、子宝のお守り…で…』」
「どうしたの?」
「キミにはまだ必要ないものだから…預かっておこう」
…ピュンマ…来日したら、ラリアットをお見舞いしなければ…。

「NYに戻る?」
「どうせ真っ赤なお菓子か何かでしょ?」
「いや、違うよ。『フランソワーズ、ハッピーバースデー、幾つになったかは聞かないでおいてやるぜ…俺様からのプレゼントは、有効期間なしのNY空の旅だ、好きな時にとんてやるぜ』」
「素敵??」
「セスナ…だよね?」
ジェットなら身ひとつ、なんて事もありえるが…。
「チケットだけの割には包みが大きいのね」
フランソワーズが覗き込む。
「えっと…あ、僕宛だ。」
ジョーはもう一つの包みから手紙を出す。
書籍のようだが…。
オトコの勘が働いたのか、まず黙読。
…ジョーへ、この巨乳はお宝もんだぜ。



「あ〜、コホン。みんなキミの幸せを望んでるんだ。今年は集まれないから、こうやってプレゼントを贈ってくれる…ん?」
「どうしたの?」
「ジェロニモが来日した理由。そうか…そうだったんだ」
「これを手渡したかったのかしら」
フランソワーズは、先ほどもらったココペリをジョーに見せる。
「ピンクのココペリか…」
ネィティブアメリカンのお守り、ココペリには色で意味がある事を、前に何処かで聞いたことがあった。

…ピンクの意味は…愛情を与える…か。

「さて、もう寝ようかな」
ジョーは暖炉の火を消す。
「もうちょっと残務しようと思って仮眠したんだけど、キミの顔見たらやる気なくなっちゃったな」
「ごめんなさい、私の所為ね。」
「そうだね」
そんな事ないよ。という言葉を期待したのに、意外な返しにシュンとする。
「罰として…」
ジョーはフランソワーズに擦り寄る。
「今夜は寝せない」
「え?」
消えかけた暖炉の火、そのすぐそばで、キスを交わす。

2人の夜はまだまだこれから…。



PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

トラックバック

ようこそ!

namiの妄想作文置き場です。

サイドメニュー

パスワードは0009です。

お話はこちらで