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前回作文やハロウィンやっつけ作文に拍手ありがとうございます。

また放置してしまいました。

クリスマスの話も考え中ですが、これを終わらせないと(~_~;)


まだまだ続きます

続きからどうぞ







拍手









聞かなければ良かった事もある

今の彼ではない
あの頃はきっと…

生きていかなければならなかった

考えないようにしても頭の中はその事ばかりだった。
ジョーは奈々を連れて出かけたまま帰らない。

今は…

その方がいい

2人には会いたくない




ジョーと奈々はある店の前にいた。

そのカフェは流行っているのか沢山の客が思い思いの時間を過ごしていた。


「こんにちは」

ジョーが店内に入ると1人の男が走ってきた
「おー!ジョー!久しぶりじゃないか!」

身体の大きな…でもスタイリッシュな男性が嬉しそうにジョーに語りかけていた。
「フランソワーズちゃんは元気?最近連れてこないから寂しいよ!」
「ごめん、忙しくて…あのさ、マスターに頼みがあるんだけど…」

その男をジョーは「マスター」と呼んだ。
「この通り今忙しくてね、もうすぐバイトの子が来るからちょっと待っていてくれる?」
「悪いね、忙しいところ」
「これ、鍵だから、事務所で待っていてよ」
マスターはジョーに鍵を投げる

ジョーは鍵をキャッチすると、奈々に
「じゃ、待たせてもらおうか」と言い店を出る。


奈々はジョーを追いかける
「あの人は?何故カフェに連れてきた?一体何を考えている?」

ジョーの背中に質問をぶつける


ジョーはくるっと振り返り

「あの人は昔は極悪人で」
自分で言いながらクスッと笑う。

「若い頃に色々やらかして、大人になっても過去から抜けられなくて…ちょうど今のキミみたいに」

奈々は俯く

「それでも立ち上がらなければ、変わらなければと這い上がり、このカフェを作った」
「一人で?」

「まさか、協力者が現れた」

「まさか…あんた?」

「僕もその一人ではあるけど…沢山の協力者だよ…僕らみたいな人達が」

ジョーが事務所と言われる建物の鍵を開ける。

中に入るとカーテンを開ける
暗かった室内に日差しが入る

「ここは僕らのような人間が駆け込んでくる『更生施設』さ」

『更生』も『施設』も奈々には聞きたくない言葉であった。
半ば強引なジョーの態度に反発したいのだが…
反発する理由がない。

『助けて』と入ってきたのは自分なのだから。


「この近くにアパートがある。あのカフェに勤めている人はみなそのアパートに住み込みで働いている。そこから自分でやりたい事を見つけるとここを『卒業』していく。
キミも最初はここで働いて生きるための土台を作るといい」

今までの『生きるため』とは意味が違うように思えた。


「私も…変われるかな…あんたみたいに」
「まずはカフェの店員と喧嘩しない事からね」


ジョーがにっこり笑う。



















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